ドリトスキャンペーンに関してtwitterで関心が高かったのでまとめてみました。
きっかけはこのつぶやきです。
「最近米ではやっている広告キャンペーン。ドリトス/スーパーボールCMの一般公募のコンペに友人がトップ5に残りました。友人の作品はAdam+Eve です。 http://ow.ly/3EdXr 'Doritos Super Bowl commercial competition" 」
キャンペーンルール等
ドリトス/ペプシの30秒CMを作って投稿する。
関係者などの参加は禁止ですが、基本誰でも可
審査でベスト5に選ばれると$25000+スーパーボルへご招待。
投票でベスト3に選ばれるとスーパボールで流してもらえます
さらにスーパボールCMに点数をつけるUSA Today AD Meter (http://ow.ly/3EuD8 )で一位になると$100万、$60万、$40万。
多作品を蹴散らして上位3位までを独占したら+$100万
もちろん優勝者にはドリトスとペプシCM制作契約です
補足1:
スーパーボールは全米で最も視聴率が高い番組(過去20年間で40%以下はなし)。出場チーム地元だと80%越えもある。スポット料金も桁外れの$300万!だけでなく45秒や60秒など長尺も多く、この一回放送のために企業は相当なものを作ってくる。
そこでUSA AD Meter のようにスーパーボールCMに点数を付ける企画ができたりして、さらに盛り上がっていうわけです。つまりこのキャンペーンはアマチュアの大会で優勝すればオールスターの試合に出してあげますよってなことです。
アメリカがすごいなと思うのは新人を救い上げるシステムの構築がすばらしい。市場が非常にオープンで新陳代謝が激しい。日本を含め多くの国がトップはサロ ン化し新規参入を強烈に拒んでいる。アメリカにもそいう部分がない訳ではないが非常に少ない。結果予備軍のクォリテーが猛烈に高い。