2018年11月15日木曜日

喫煙と非喫煙



以前、全社員共有スラックに非喫煙者のバイト君が掃除中に喫煙所(バルコニー)の灰皿が壊れているので、どうしましょうという書き込みがされたにも関わらず、誰も反応しないので
「喫煙所の管理を喫煙者ができないなら非喫煙にしましょう。
以前から気になっていました。反論ある方どーぞ」
と書いたところ「やめたいけどやめられないんですよね云々」みたいな反論した人が1人だけ。
で、その二週間後もりもりの灰皿が非喫煙者により再発見されたので、「禁煙にしましょう。先日特に反論もなかったので」と書くと、
あわてて「すぐに片付けます。今後は喫煙者で当番制にしたいと思います」と来た。ツーアウトだし強権発動でもいいかと思ったが、一応多数決にしてみた。優秀な反対派は投票者数が20に近づいたところで票をキャンセルにはしり18:4(棄権8)だったものが16:1(棄権14)と辛くも勝利。なぜか維持派に非喫煙者が数人いるという摩訶不思議現象も、、、

疑問点:なぜ喫煙したいのに二度の投稿に対して無言だったのか?しかも改善はない。タバコを吸う人が特別”モラルがない”とは思いたくないんだが、タバコを吸う”権利”があると主張するのであれば、会社側に喫煙場所を提供する義務はない。
さて、宣言通り完全禁煙にすべきですかね? 
過半数を超えていることを考慮してあげるべきか?
(ちなみに弊社近辺では路上を含め喫煙可能な場所はほぼない)
皆さんどう思われます?

*完全禁煙でも外部の人間にのみ解放するという意見もある。
*知人の会社では本数制限をしていたが、すでに喫煙者のモラルを疑っているので、そこ性善説には立てない。
*「1人でもタバコをやめる気はありません、僕には絶対必要なんです、お願いだから喫煙所をのこしくてください」っていえば残してあげるのに、吸えるなら吸うみたいなんだったら喫煙場所な くしてやめさせてやるよって社長がいうのはパワハラですか?



2018年11月10日土曜日

キッコーマンUSAとルーシーウォーカー


先日、千葉をこよなく愛する方と話していて醤油の起源の話となった。
そういえば醤油にまつわる仕事で、以前、連日千葉ロケだったことがあることを思い出した。

それは2012年、私がアメリカから帰国して2年。東北大震災の影響で海外からの仕事が激減し、復興ボランティアに明け暮れていた頃にアメリカ時代の知人を介して舞い込んだ仕事がキッコーマンUSAの仕事でした。


キッコーマンは日本企業で最初にアメリカに現地工場を作った会社として名高く、刺身が普及していないアメリカで醤油を売るには牛肉だと思いついた当時のセールスマンがスーパーで肉団子(ハンバーグ?)に醤油をかける実演販売を行なって普及させたことでも有名。*参照:デリシャスオンミート

この作品は300年の歴史も紹介するキッコーマンUSAとフードネットワークのタイアップドキュメンタリーでした。演出家は The Tsunami and the Cherry Blossom (2011)でアカデミー賞ドキュメタリー部門ノミニーのルーシーウォカーこれは東北震災のドキュメンタリーでこの作品の撮影を間接的に手伝っていたこともつながった理由の一つ。

彼女はその後サンダンスやらエミー賞やらなんやらとりまくって現在ではスーパー売れっ子になっています。先日もビムベンダース総指揮の元ブエナビスタソシアルクラブ2を演出しています。

で、この時のプロデューサーからの紹介でマイクロソフトウィンドウズ8の仕事につながり、その時の監督がCaleb Salain。彼との出会いからプロデュサー魂に火がついたのかもしれない。、その後彼とは某JアイドルのPVUQレクサス、と大クライアントの作品を一緒にやって、ついには先日オースティンフィルムフェスティバルを賞をいただいた短編「Demon」の出資&制作へとつながっていきます。そういえばVRを始めたのも彼の影響でした。

Calebに関しては何度か書いています。


どうやって仕事をとるんですか?


って聞かれることも多いですが、
つまりはこうやってとるんです。


と改めて思いだした。

結局いろんなことはやってきたことの延長にしかない。
慌ててなんかやってもしょうがない、結果に繋がるのは
ずっと後だ。

だからこそ、

そう文字通り

「Make haste slowly 急がば回れ」

なのかなぁと。