最近テレビの仕事が増えたので懸命にTVを見ています。録画して早回しで見ているのですがそれでも膨大な時間が消えて行きます。その膨大な時間のほとんどはネット視聴から奪われました。たまにネット(SNS含む)や読書をやる時間がないと聞きますが、大量に時間をとるTVを見ていればたしかにその他の事には時間が割けませんね。
そもそも私が元々TVを全く見ない理由の一つは情報量の少なさです。一分間の映像+語りと文章から得る情報量は一説によれば10倍以上とも言われています。つまり
情報の時間対効果が低すぎる。
更にはネットの利点として検索、つまりクロスリファレンスがあります。気になる言葉や事象が出て来た時に、すぐに出典元や原典に当たれる。TVや新聞や雑誌はこれにワンクッションかかる。
情報ソースは複数を信条としているので、単一情報だけだと今ひとつ信用できない。
もうひとつ個人的に感じている顕著な変化としてネットへの書き込みが大幅に減りました。
*理由1
書きたい、紹介したい事例が減った事(インプットの減少)
*理由2
ほぼ毎日、企画会議に出ているのでリアルでの発言機会が増えている(アウトプットの増加)
これはこれでいいようですが、このままでは何処かで枯渇する。情報のストックは絶えず補充していないと行けません。TVの企画会議は同じようにTVを大量に沢山見ている同業同種の人々で構成されいることが多く、情報元が類似し新情報が限定されがち。始めてわずか一ヶ月ですが若干危機感を持ち始めています。
最近個人的に重要だと思い、積極的に進めているのがリアルでの情報交換。なるべく多様な方々と会って話しをする。これはインプット、アウトプット双方に大変刺激になります。単純に楽しいですしね。月一で20人くらいで職種、年齢、性別、入り乱れ飲み会を開いてます。それ以上多いとあまり話せないので。
多分私の場合はネット中毒というよりも、情報というか知識摂取中毒なんだと思います。アウトプット中毒でもありますが、それっていわゆるウンチクオヤジ?
知識や情報はアウトプットして始めて定着するし、話したり書いたりする事で自分の考えをまとめている事は多いので非常に重要ですよね。付き合わされる人はたまりませんが。
インプットとアウトプットの割合の理想はこんな感じです。
「インプット」ネット4、TV2、リアル2、書籍2
やはりネットの利便性に既存のメディアは叶いません。
TVと書籍は新情報よりも資料的位置づけです。
「アウトプット」仕事3、リアル3、SNS(ブログ等を含む)4
SNSやリアルの比重が高いのはここで揉まれて咀嚼されたものが仕事で生きるからです。インプットから直で仕事だといわゆる「何処かで聞いて来たネタ」になりがちで、「生きた情報/知識」になっていない。
まぁ当然そんな上手くも行きませんが、なんとなくの個人的目標値です。
仕事の調べ物やメール、情報収集に至るまでほとんどの作業をマックでこなしているので、娘からはMacBookと結婚すれば良かったのにと言われるくらいに中毒です。
TV視聴が増えて、コンピューター率が減ってもストレートネック(
ストレートネックと診断されて)になってる訳ですから、もしかしたら最大のストレスは情報の摂取障害だったりして(笑)
「今でも充分書き込み多いから心配すんな」って突っ込みはなしの方向で..
以前のブログに情報摂取障害者としての片鱗が見えています。
世の中に私の知らないことがあるのは許せません