2014年1月23日木曜日

平日の午後に渋谷でわしも考えた

映画館では公開から一ヶ月近い「永遠のゼロ」は次の次まで満席、私が見た「エンダーのゲーム」(公開から5日目)も入りは7割。夕方のタワレコもそこそこ混雑でレジでは並ばされた。

映画不況、洋画壊滅、CD売れない、販売店苦戦。
なるほどマクロとは違うミクロの情報が街にはあふれてます。

タワレコのレジ横で並んで眺めていると大学生(カップル、男友、女友)、親子(母と幼児)、中高年(夫婦、女友)などなど。


大学生の男友達同士の場合は3人以上が多く、女友達同士の場合は2人。


これは映画館でも同じだった。

クラスタ的に言えば中高年男が圧倒的に少ない。まぁ普通の大人の男は平日の午後は働いてる。でもこの場にいない中高年のおっさん達が会議室で何が売れんだろうって頭をひねってる訳です。(乱暴に言えばね)

メディアの情報+プロの話+街での肌感等々。情報は縦横斜めから入れて初めて立体化する。「現代はCDが売れない」でも渋谷のタワレコでは売れている。ちなみにアメリカではタワレコの路面店はとっくに一軒もない。そこのなぜを考えるとオモシロい。




以前から思っている音楽業界に関する雑感、、、
「みんなネットで無料で入手するのでCD売れない」でもすくなくとも80年代わたしが高校生の頃にステレオが家にあった奴が一体どれだけいたのか?
90年代中盤位からCD全盛になってからの約10年くらいしかバカ売れした時代なんてないんじゃない。つまりたまたまバブルだった。

ネットの低質の音源で満足しているって言うけど。今の40台が子供の頃なんてほとんどラジオじゃねーか。FMレコパルなんて専門誌まであった。実際にはAM全盛だろうに。その前なんてジャズ喫茶だよw


それともう一つは音源の多様化だ。90年代以前のジャンル数と今を比べてみればわかるけど選択肢が飛躍的に広がった分当然ながら大ヒットは出にくくなる。データーがどっかにあったけど忘れた。


幅広い音楽が低価格で世界の隅々まで届くようになった事はそんなに悪い事なんですかね。問題はそこに従事する人が食べて行けるかと言う一点だけでしょうね。否応なく代理業と周辺ビジネスの再構築が進むので作り手は問題ないとは思ってます。



そもそも渋谷のタワレコに行ったのはある意味強制的(?)に応援させられている佐賀県出身のヴィクトリーのデビューCDをゲットするためでした。

眺めてたら3人ほど手に取っていたが買わず。
買え〜って念力送りすぎたのがよろしくなかったのかも。






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