2015年5月31日日曜日

#左肩腱板修復手術レポート中 : 祝*退院!

いよいよ大詰め最終話です。


結局特に波乱もなく朝を迎えます。







とにかくニコニコポチャメガネ(そばかす付き)は終始ニコニコでした。
でもわざわざ次に来るのは私じゃないですって言ってくれたこの人だけだったな。
もっと話せばよかった。いろいろとおもしろネタあったかも。


で、朝飯。
夕飯から13時間経っているのに相変わらず安定の少なさ、、、




担当医が欧州出張ということで、

代わりの先生がなぜか三人。
見た目が全員、亜流風間俊介みたいなどこにでもいる小綺麗な
20代半ばのいわゆる若者って感じ。あまり愛想も良くない。
そのうちの一人(他の二人に関する説明なし)が
私の肩の絆創膏風なものを張り替えながら、
退院後の処置説明を”後ろ”の二人に向かってしている。
いや俺の顔見てしろよ!とは言いませんでしたが、
勉強できる優秀な男子に多いおっさんの顔見て喋れない感じ全開。
きっとシャイなんだろうね!


日勤の看護士さん登場。
もうソツがない。退院に向けての指示出しがテキパキテキパキ。
いわゆる勉強も運動も得意でそこそこ可愛い学級委員タイプ。
もちろん長女でA型の一択です。
(生まれ順や血液型一切信じていません) 
「着替えも自分でできたほうがいいですから手伝いませんね」(キリッ)

と言いつつ腕から抜くのに苦戦しているとさっと手伝う。
もう緩急出来過ぎ。

私の着ていた服(ジッパータイム)が肩の治療がしやすいのを見て
「他の患者さんにも教えたいのでどこで購入されたか教えていただけますか?」
なんて、さらっと聞ける柔軟さも持っている。相当にできる。




入院中に見た沢山の女性看護士の中で唯一の既婚者(指輪をしてるってだけだけど)
なところにも人生すらもソツなしって感じです。

このタイプにありがちなツンデレだとダメ夫で苦労してたりして。
ツンツンなら年収高めで子煩悩で優しいフツメン旦那をゲットして人生謳歌してることでしょう
もちろんすべて憶測です!

ちなみに真性M気症候群な私はこういうタイプに怒られるの大好きです(笑)


途中で医師や看護師に言われた通りリハビリ士がやってきました。
まつ毛長くて化粧濃い目。見た目でちょっと構えたけど、説明は丁寧で親切。

いわゆる(?)意外といいギャルって感じ。
具体的なリハビリワークをしたわけではないですが、リハビリの方針説明とスケジューリングだけでした。入院前に外来で来た時に装具の説明をしてくれたすごく素朴ないかにも感溢れる人は対照的で面白かった。話すと色々としっかり考えてそうで次に会うのが楽しみ。だが、結局担当リハビリ士が錦織をかっこよくした感じの爽やかイケメン君になることはこの時は知る由もなかった。


そんなこんなで自分で荷物をまとめてとっとと退出。

そんでもってお支払いタイムです。
つけま&マスクのギャル仕様の支払い窓口の方は淡々と
区役所が送ってくれたはずの「限度額適用認定書」が届いてない旨告げてきた。
今月以内に持って来れば差額を返金してくれるそうなのでとっと払う。
(あれ、最初退院時までって言っていたような、ま、いいや)

全額分の写真を撮っていませんでしたのでこの写真は差額返金後です。

〆て181,745円也!(差額返金前は27万ちょっとだった)
金額そのものは痛いですが、 米国住まいが長かった私としてはやすいなと感じました。 
また、私が入院していた病院は全室個室ですからベット代がすごくかかっています。
なので他のところならもっと安くなるのかもしれません。



え〜、まぁそんなこんなで昼前に退院しました。




とりあえず今日から三週間風呂に入る以外はこの装具をつけっぱなしとなります。
入院した時の持ってきたバックパックを右肩に背負ったら、
かなり重く感じてかなりしんどい。



というわけでとりあえず入院編を終わります。


今までのお話はこちらです。


#左肩腱板修復手術レポート中 : 術後翌日3

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そもそもなんで手術することになったのかを語った特別編>>>

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2015年5月27日水曜日

#左肩腱板修復手術レポート中 : 術後翌日3

手術直後に比べて肩は少しづつ痛みが増しているような気がする。
担当医いわく普通は痛いもんらしい。
でも実際そこまでは痛くない。
おたんこナースは何かと痛み止を勧めてくるし、、、

でも手術部位そのものの肩よりは二の腕が痛い。
それは固定していることによる筋肉痛のようなものらしい。
これは退院後も結構続いてる(術後10日現在)

日勤のおたんこナースが帰り、夜勤さん登場。
昨日のベテランテニサーさんとは別の人。

そばかすが印象的なちょっとぽっちゃり気味のメガネさん。
とにかくニコニコ していていい感じではあるが、
テニサーさんと話せるのを楽しみにしていたのでちょっと残念。

そしていつもの痛み10段階質問。
なんとなく適当に答えている自分の曖昧さにちょっとドギマギする。
意外と難しい痛みの10段階評価
5位と答えると、 やっぱり痛み止めを勧めるので断る。

ポジションをうまく作ればマック使える事がわかった。
でも家やオフィスでこの角度作れるかなぁ。


そして夕飯。400kcal!
うまい、うまいんだけど、、、、
この倍くらい欲しい。
まぁ朝食後にカツサンドと昼食後に寿司食ってるし、
夜くらいは我慢しよう。





昨晩とは打って変わって静かな夜。
術後はチェック事項(感染症?)が多いのかしょっ中来てたけど、
24時間を過ぎたせいか、全くこない。
今日は体力も回復しつつあるし元気だから、
夜勤のぽちゃメガネちゃん(そばかす付き)に質問しまくろうと
思っても全くこない。結局朝までほとんど来なかった。




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そもそもなぜに私がパッキャオと同じ腱板断裂になったのか?

縁あってひょんなことから昨年6月ごろから始めたキックボクシング。
私が通うK-1恵比寿:小比類巻道場では生徒同士でミットを持って交代で蹴ったり殴ったりするのですが、8月頃にフックをミットで受けた時に強烈な痛みが走ったのが始まり。

それから痛みは強弱を繰り返し正月のスノボ転倒時、三月のトレラン墜落時などの運動時はもちろん、ちょっとした動作、ジャケットを着るとか吊り革を掴むとかなどでも激痛を走らせていました。もちろん随時接骨に行ったらマッサージに行ったりもしていました。

それでも3月頭のトレランのレース参加の翌日は泳いだりもしていたので、激痛が常時あったわけではなく、肩もまわせていた。多分この時点では”腱板断裂”ではなくて”腱板損傷”だったのではないかと思う(素人判断)


年が明けてからもまったく改善がないため、筋トレをして周辺部位を鍛えるべしと考え(素人判断)、腕立てをやりまくって、2週間。

3月半ばのある日、突然夜も寝れないような激痛が始まり三日ほど腕もしびれまくる。この痛み方は尋常じゃない、接骨とか鍼とかそんなレベルではなくちゃんと検査しないとダメだと考え小比類巻貴之氏に相談。絶対に大きい病院で精密検査を受けるべきと言われて肩とスポーツ外来の専門家T先生を紹介してもらう。

初回の問診では五十肩とはちょっと違いますねといわれ早速MRI。

MRIの結果は”断裂”、つま り切れていると診断された。
外科的な処置以外に治療方法なし。

結局もっと早い段階で腱板損傷に気づいて固定して安静にしていれば手術という事態は避けられたのかもしれない。切れてしまうと自己治癒は不可能だが、損傷なら通院治療可能な場合も多い。

そう思うと自己診断でなく、西洋医学に頼るべき時は頼った方がいいんだなと
文字通り痛感しました。激しい肩こり、腰痛、膝痛に悩まされている方は
一度町医者ではなくて総合病院で精密検査を受けてみるというのはいいかもしれません。
ちなみに”腱板断裂/損傷”は肩を酷使するスポーツ選手以外では”中高齢者”が強い衝撃などを受けた場合になるようです。まさに年寄りの冷や水、、、。
高高齢者の場合は加齢による筋肉劣化の場合もあります。80歳以上では半分以上の人が切れているとも言われています。

とはいえ精密検査とかMRIとかって言われると、いやいやそこまではって思っちゃいますよね。あとから考えてどのタイミングで行けただろうと思うとやっぱり行かなかったと思う。実際、損傷から断裂になる人は多いらしく、さらには断裂でも放置の人は多いらしい。断裂が一定期間続くと外科手術でも治らなくなるとほぼ一生肩は上がらなくなる。
わたしも猛烈に痛い三日間を過ぎるとちょっと楽になっていたので、強く勧めてくれた
小比類巻さんに感謝です。


ご同輩諸君!
健康のため、スポーツのやりすぎには注意をしましょう。


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2015年5月26日火曜日

#左肩腱板修復手術レポート中 : 術後翌日2

さてさてランチです。576kcal。
美味しいです。でも少ない、、、
昨日から三食で1400強。



厚生労働省のサイトを見たら推奨カロリーってそんなもんなんですね。
1日に必要なエネルギー(kcal)
  =標準体重(kg)×標準体重1kg当たりに必要なエネルギー

活動別・標準体重1kg当たりの一日に必要なエネルギー
軽労作(デスクワークが主な人、主婦など) 25~30kcal
普通の労作(立仕事の多い職業) 30~35kcal
重い労作(力仕事の多い職業) 35~  kcal

抜粋元:厚生労働省


普段なら72㎏で重い労作だから2400kcal、
入院中は動いてないから1800kcalってことなんだろうけど、
1800にも届いていないのはこれいかに?

もう完全に一人ライザップw


食後にフラフラと散歩。

で、下のフロアで見つけたもの



っておい!なんでミスドがイベントやってるんだよ。
買っちゃうだろう。



売店ではマイセンのカツサンド!空弁かよ!!
食べたいだろ!
 ミスドは耐えたけどこっちは誘惑に負けて
ハーフサイズを購入 。意思弱わっ、、、

さらにお見舞いに来た友人が寿司テロをかましてきた!
痛風仲間でもある彼はプリン体の多いエビカニイクラをきっちり外してくるという、
精度の高さ。困ったものです。



もちろん完食。
結局ハーフのヒレカツサンドと寿司10貫と巻物一本で推定総摂取カロリーは
多分2000越えだな。


こりゃ痩せねーわけだ。



ライザップ終了。チーン!


暇なので最近滅多に買わなくなった雑誌を購入。
今現在、動けないのになぜに腹筋特集?
多分一人ライザップ終了への罪滅ぼしだろう、、、


ドジっ子おたんこナースが検温中(二時間ごとに来る)
にこれらの雑誌が出ていて、この並びなら良かったのだが、
その時はSPAが一番上だった。
彼女の目が左上の「大人の合コン」で止まって
そのあと若干蔑みの光が宿ったのを見逃さなかった。

「最近は大人でも合コンするですね〜」とか
「たまたま買ったらこんな特集が、、、」

と言い訳しそうな自分を抑え込んだ、、、

なぜならそれはいわゆる恥の上塗りだからである。
男は潔さが必要な時もあるんです。

でも後から考えて、
「看護士さんも合コンでもするんですか?
よかったら今度、、、、」
なんて切り返しができるような男はいるんだろうか?
いるんだろうなと思った次第であります。
むしろそのほうが潔いのかも。

それにしてもSPAって昔からこんなにエロネタ多かったけ?




おたんこナースは来るたびに、肩はどうですか?痛いですか?と
聞いてくる。もちろんマニュアルなんだろうけど、
必ず聞いてくるフレーズが

「10段階でどれくらいですか?」
「うーん5位かな」

「さっきは4でしたね。1上がりましたが大丈夫ですか?
痛み止め飲みますか?(飲みましょうよ!)」

( 段階なんて適当に答えてんだから、
そんなに畳み掛けないで〜〜〜)

「薬飲むほどじゃないんですよ、、、」

「いつでも飲んでいいタイプなんで、
飲んどいたほうがいいですよ〜〜!」

「大丈夫です。痛風に比べたら全然たいしたことないです」

「ほらやっぱり我慢してるんじゃないですか?
っていうか痛風ってそんなに痛いんですか?」

「そりゃもう痛風の痛さときたらぺらぺらぺらぺら」

勝ったぜ。
小娘を煙に巻くなんざわけねぇな。


でも痛風の痛さ自慢した後ってなんか切ないのよね、、、

まったく関係ないですが、このスパの
巻頭ページに山本舞香ちゃん発見。
弟品川ヒロシの映画Zアイランドにも出演しており、
なかなかの武闘派JKを好演しています。


映画も面白いのでお時間ある肩は是非!
Zアイランド
監督・脚本:品川ヒロシ
出演:哀川 翔 鈴木砂羽 木村祐一 宮川大輔 RED RICE[湘南乃風]
    大悟[千鳥] 川島邦裕[野生爆弾] 山本舞香 水野絵梨奈
    般若 篠原ゆき子 シシド・カフカ
    風間俊介 窪塚洋介 中野英雄 / 鶴見辰吾






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2015年5月25日月曜日

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元気なテニサー看護士さんは10時までで
気がつけば昨日の術開けの看護士さんに変わっていた。
この方どうやら新人らしくかなりドタバタのドジっ子おたんこナース。
基本的には先輩ナースらしき人が後ろについていてサポートしてくれている。


で、午前中風呂に入れないので、体を拭いてくれるらしい。
おぉ〜まさかのAV的展開と思うもやっぱり恥ずかしい。
そもそも見知らぬ若い女性に体を拭いてもらう状況というのはなんともこっぱずかしい。この恥ずかしさは嬉しいけど喜びを表現するとこっぱずかしいでは済まないであろう事態を想像してしまうからこっぱずかしいのだが。

ともかくこのおたんこナースさんは下手。段取りも悪ければ 説明も下手。
脱がせ方も下手というか入院着の構造をよく知らないんじゃないかというくらいに
モタモタしたり、痛かったり、、、

さらには
片肌脱がせてタオルを右足に乗せて先輩を呼びに行っちゃったり、
俺はこの状態でどうせぇって言うんだ?

とか、

もはや完全にネタレベルで色々楽しすぎる。




まぁ特に腹が立たなかったのはおたんこナースさんが若くて可愛いから(勿論それもある)ではなくこちらの命に別状のあるようなことでもないし、何よりも一生懸命さが伝わってきてるっていうのは大きかったかも。まぁ頑張ってますで許される範囲というのはあるんだけど。

点滴の管抜きも目が真剣すぎるおたんこナースさんと
うしろで微笑む教官(?)ナースさん。
ビジュアルがシュール過ぎだし。
尿管からの管抜きがこのおたんこナースだったらと思うと相当に怖い。


おたんこナースさんになぜこの病院にしたんですかとまるで面接官のように聞いてみたところ、福利厚生と勤務システムと即答。思った以上に現実的だ。実はしっかりしてる?

朝の定期検診、巷に聞く大先生の大名行列検診というようなものではなく、担当医(イケメン)が一人でいらっしゃいました。激しい運動やお酒は当分禁止。でも動きのリハビリは今日から始めましょうとのこと。早く動き回りたい。
痛み止めが効いてるからそんなこと言ってられんだろうけど、、、、

このイケメンT先生は元K-1ファイターの小比類巻さんからのご紹介で肩及びスポーツ選手の専門医。説明も丁寧だしなかなかいい感じの方である。私が入院した病院は全室個室というブルジョワ感溢れる病院なので、他にしようかとも思ったが、結局のところ外科手術は個人の技量に関わってくるので、最初のやりとりで信頼できたT先生にやってもらうことにした。あとから聞いた話だが、この病院は看護士の質がいいことで有名だそうで一部では病院界のCAとも言われているとかいないとか、、、もちろんあとから聞いたんですよ。


まぁ何はともあれ尿管の管も抜けて点滴も外れたのでこれでついに自由に動き回れる!



さっそく部屋の外へ!





快晴!!


自由意志で歩き回れるって素晴らしい!!


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2015年5月21日木曜日

#左肩腱板修復手術レポート中 : 術後初夜

さてさて、朝になりもうした。

手術後から何時間経過とかがあるのか、
元気看護婦さん朝方管を外してくれました。
周りから外す時は痛いよ〜と言われていたので、
結構身構えていたら、
「品川さん、緊張しすぎですよ〜、考えすぎると痛いですよ〜」
「いやぁ色々と言われてびびってんんですよねぇ〜」
「あぁそうですよね、皆さんね、、、はいっ取れました」
「え?取れたの??」

うまい。うますぎる。
恥ずかしさも怖さも感じさせず。
本当にサックと外してくれました。
多分全身麻酔から約17時間、目覚めてから14時間、
時折くるチックとした痛みと残尿感というか
尿意のようなものから遂に解放されました!

いやーうれしい!!

この元気看護士さんとってもチャーミングな人で、
いろいろ話してみるとなかなか面白い。
なんと夜勤が16時間!
ところがその方はなんと夜勤明けでテニスに行って
飲みに行くこともしばしばあるらしい。
病院関係の友人が多いので平日休みの友達多いんですよ〜、
っていやそこじゃないですよ驚いてるのは。

一つ聞くと三つ答えが返ってくる、
とにかく明るくて良くしゃべる元気なテニサー看護士さん、
夕方4時から朝の10 時までありがとうございました。



さてさて、午前8時
昨晩のメシから13時間でやっと朝めし。
421kcal。
少ない、、、、

もうライザップ始めた気分です。







動けるようになったところで、
今日のコーデ❤️




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2015年5月20日水曜日

#左肩腱板修復手術レポート中 : 術後初夜

映画とかでよくある

品川さん、品川さん、 品川さ〜ん、
し〜な〜が〜わ〜さ〜〜ん

ってな感じでドキドキの全身麻酔からは無事生還。




とりあえず片手に装具、片手に点滴、唇に酸素マスク、尿管に管。

状況がいまいち飲み込めず。
朦朧とする意識のなかで看護士さんが色々
しゃべってるが、ほとんど理解できないというか、頭に入ってこない。
考えていたのはマスクはしてるけど結構かわいいなこの人、、、
と股間の違和感。

これが噂の尿管に管が刺さっているってやつか。
尿意というか残尿感とちょっとヒリヒリするような
痛みもある。かなりの違和感。

この病院は全室個室なので看護婦が出て行くと当たり前だが一人になる。
で、ポツーンとすることがない。
(やっぱり大部屋の方がいいな)

本を読むもいまいち入ってこないのでテレビを見る。
何を見てたかはまったく覚えてない、、、

夕方7時頃飯になる。

鶏肉にハーブのタレ、ごま味噌和え、
ベーコンとトマトとジャガイモの煮物、、、うまい!
なんだこの量は少なっ!486kcal!!


いつの間にか看護士さんは夜勤の人に変わっていて、
お膳を持ってきてくれた黒髪パッツンショートでメガネの看護士(助手?)さんに、
思わず聞いてみた。
「これってみなさんこんな量なんですか?」
「そうですね。1800kcalコースですから」
「結構少ないんですね」
「みなさんそうおっしゃるんです。すいません。ニコッ」
「あ、そうですか。(笑顔はかわいいけど、メシ足りねーな)

もう一人夜勤担当の人は
「2時間おきに検温やら脈やらを取りにきますので
よろしくお願いしまーっす!」
となんだかやたらと元気でパワフルな人だった。

このパッツンメガネちゃんと元気さんが一晩中
ちょこちょこ顔を出しては色々とチェックをしに来てくれたので、
本当になんかもう入院してるって感じでした。

ただもう尿管はうずうずしっぱなし、、、
でもなんか言い出しにくいなぁ、、、まぁいいや、、、

そして朝方未明事件は起きた。

まさかの元気状態!いわゆる朝勃ち発生!!

夜間陰茎勃起現象(やかんいんけいぼっきげんしょう、英語: nocturnal penile tumescence)は、性的興奮自意識とは関係のない状態でペニス(陰茎)が勃起している現象。就寝中に勃起が起こるものを夜立ち(よるだち、夜勃ち、夜起ち)、それが朝睡眠より目覚めたときまで維持されているものを朝立ち(あさだち、朝勃ち、朝起ち)という。この現象は睡眠のメカニズムによるものであり、性的なを見たことに起因するという考えは間違いである。【中略】 またかつては、睡眠中に膀胱に溜まった尿前立腺を刺激し、その結果勃起が起こると考えられていたが、研究が進むにつれこの説は間違いだとされるようになった。(wiki


痛い、痛いぞっ!思わずナースコールを
しそうになったがこの状況はちょっといやだ。

ナースが慌ててきて、
「品川さん、どうしました?」
「すいません、股間が痛いです」
「あら、これは❤️」
なんてAV的展開を予想してしまい、
それを狙ってる変態オヤジだと思われるのはやだ。

「546号室の変態オヤジ、たいして痛くもないのに、
呼びつけて、自分の見せつけてくるのよ〜
しかもそれが大したことないのよ」爆笑!

なんて会話がされたらどうしよう、
あくまでも紳士的なナイスミドルとしてナースステーションでは語られたい。
たとえそれが叶わなくても普通の人として認識されておきたい。

まずは静まれ、静まれ、気を紛らわそう。
そうだ本を読もう。

人間はどこまで耐えられるのか (河出文庫)




俺は一体なんて本を持ってきたんだ?
内容よりもタイトルがいやだ。

頭に入ってこないながらも無理やり読みすすめると、
おさまるものもおさまってと同時に痛みもかなり和らいだので、
呼ばなくても大丈夫になった。

朝勃ちは最近の研究ではノンレム睡眠時におこりリラックスした状態で起き、
ストレスを抱えていると起きにくいというのが通説となりつつあり、
年齢や体力とは関係ないそうです。

ということは私は初手術、初入院で身体中に管やらなんやらついた
状態でリラックスしてたのか?
それはそれですごいな。
我ながらなかなかの大物だ。


結局、定時でやってきた元気看護士さんに、

「この管っていつまでつけるんですか?」
という婉曲表現で切り出し、

「嫌ですよね〜、なるべく早くはずしちゃいましょう。
でももうちょとだけ待ってくださいね、
あ、いっぱい溜まってましたね〜。
これはちょっと痛かったでしょう。
痛い時や違和感強い時は早めに言ってくださいね〜」

「あ、はい」


なんかすごいな看護士のお仕事って。

患者のあさはかでよこしまで下品なものなんざすべて超越してらっしゃる。


そしてわたしは二度寝に落ちていったのだった、、、、


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2015年5月19日火曜日

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いよいよ手術。

12:25
12時半と言われ、先日初体験をした座禅で和尚から言われたことを思い出しながら
プチ座禅を組んで待機。

「平常心是道」

12 :35
看護士さんが呼びに来たので歩いて別階の手術室へ、
みんなどんかんじなんですか?とか
けっこういたいんすかね?とか
軽口を叩こうと思うも言葉にできずさっさと歩く。
当然だが向こうは慣れているので重めの空気というわけでもない。
なんとなくストレッチャーで運ばれるであろう廊下を歩いて向かうって
いうのも変な感じだ。しかも点滴したままだからなんとなく変な感じ。

12:38
で、部屋について担当医と麻酔医が登場。
以前の外来時に説明をしてくれた医者とは違うけどそうなのか?
たしかあの時、ため年で同年代ネタで盛り上がったのに彼じゃないのかよ、
システム、イマイチわかんねー、とぐるぐる考えてる間に
いろんな同意書を看護士が再度読み上げたりと着々と進んでいきます。

12:40
とっとと色々はめられて寝かされて
一生懸命周りを見渡して色々覚えておこうと思ったけど、
深呼吸してくださいとか2回くらい言われたとこで沈没、、、、

16:00
次に起きた時は可愛い看護士さんが目の前にいた。
当然ながら一瞬事態は飲み込めないんだが、
矢継ぎ早に色々と話しかけられ答えたような気もするが全く覚えてない。

そしてなによりも彼女はかなりのドジっ子おたんこナースだったのだ、、、

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2015年5月18日月曜日

#‎左肩腱板修復手術レポート中‬:手術直前

なんやかんやと手続きを終えて入室! 

おぉ!!広いじゃないか!



で、こんな張り紙。わかっていた。気持ちの準備はできてるぜ!
さてとダイエットの準備完了だ。




素晴らしい陽射しのはいる眺めの良い部屋だが、術後は移動になるらしい。
とりあえず二時間だけ楽しみます。
いきなり電源探してマック開いちゃうあたりがもうダメダメですね。
 

つーか、これはくのやだ、、、
FBには履いたとこの写真をアップとかたくさんいただきましたが、
さすがに無理っす、、、


担当の看護師さんに
「どういう風に痛いんですか?とっても元気そうですね」
と言われた。
そうなんだよな、特定の角度以外は実際元気だからな。
実は手術なんてしなくてもいいじゃんと思ってしまう、、、、
でもそれって多分いわゆる手術前あるあるですね。

看護士、看護助手、点滴看護士(?)、薬剤士、次から次へとうら若き女性がやってくる。
一人一人今の仕事についた経緯などをインタビューしたくなるのをぐっとこらえてます。
いちいち馴れ馴れしく聞くのもどうなんだろうって感じですからね。でも結局この時に
来た人とはその後一度も会いませんでした。


で、とりあえず初点滴。

手術前に一番お話をした上記の看護士さんが動脈にぶすり。
痛かった、、、

全く関係ないがツイッターやFBでやりとりしてると。
ゼンマ(全身麻酔)って言う人がたまにいて響きが電マっぽくてドキドキしちゃう。


知っ得情報!

「限度額適用認定書」
退院時に差額を払うか、全額払って後から還付かの違いだが、
結果は同額とはいえでかい。私は事前に申請を忘れたので区役所に電話したら郵送してくれるというのでお願いしました。だが退院時までに届かず。

それでも月内なら病院から差額は返還してくれるそうです。



2015年5月17日日曜日

#左肩腱板修復手術レポート中 : ナース観察編

今回の入院でお世話になったナースさんたちを紹介します。
以下はすべて品川個人のバイアスと想像を交えた感想です。
みなさん本当にすばらしい看護師さんでした。
大変お世話になりました。ありがとうございます。

日勤のおたんこナース:初日(術日)と二日目
予想年齢:23歳 1年目つまり勤務始めて40日くらい。
手術明けしょっぱなはこの人だった。なにかと説明が
おぼつかないんだが、こちらも麻酔明けだし、酸素マスクもしてるし、
ちょっと可愛いしでなんとなく言われるがまま。
もちろんほぼ常時ベテランが後ろにいてサポートしています。
ドジっ子っぷりが全開で大騒ぎだったのは入院二日目の体拭き。
そもそも見知らぬ若い女性に体を拭いてもらうというのはなんともこっぱずかしい。
嬉しいけど喜びを表現するとこっぱずかしいでは済まないであろう事態を想像してしまうからこっぱずかしいのだが。ともかくYさんは下手。段取りも悪ければ説明も下手。片肌脱がせてタオルを右足に乗せて先輩を呼びに行っちゃうとか、もはや完全にネタレベルで色々楽しすぎる。まぁ特に腹が立たなかったのはYさんが若くて可愛いからではなくこちらの命に別状のあるようなことでもないし、それと一生懸命さが伝わってきてるっていうのは大きかったかも。
もしも一緒に飲んだら、、、
 まぁ普通にモテるだろうし、多分自分でそれをわかってるだろうから、
一番つまらないような。



夜勤のテニサー:初日の夜

予想年齢:38歳
夜勤16時間の後にテニス行って飲みに行くアラフォー(多分)ベテラン看護師。ニコニコとしゃべりながらもてきぱきしている。色々と訪問の多い初日の夜に担当してもらったのですが、私の問いかけに丁寧に答えてくれました。一つ聞くと三つ答えるタイプ。でも仕事は優秀。尿管の管への違和感が半端なく終始訴えていたら翌朝早々に外してくれた。散々脅されていたので結構緊張していたのですが、本当にスムーズにさっさと。
「品川さん、緊張しすぎですよ〜、考えすぎると痛いですよ〜」
「いやぁ色々と言われてびびってんんですよねぇ〜」
「あぁそうですよね、皆さんね、、、はいっ取れました」
「え?取れたの??」
これがおたんこナースだったらと思うと、やっぱりちょっと怖い。
もしも一緒に飲んだら、、、
いい友達になりそう。ナースあるあるとかで盛り上がって二人で泥酔しちゃいそうw

夜勤のメガネちゃん:初日の夜
予想年齢:26歳
黒髪パッツンショートでメガネの看護師ってもうシズルありまくりじゃないですか、、、
なんですが、テニサーと交代で来ていたような気もするのだがうっすらとしか覚えてない。看護助手だったのかも。記憶にあるのはビジュアルのみ。
もしも一緒に飲んだら、、、
オタク話で盛り上がると見せかけて、ごりごりのミーハーだったらさらに上がるな。ミーハーの方向にもよりますがギャップ萌えしたい。

夜勤のぽちゃメガネそばかす付き:二日目の夜
予想年齢:28歳
ほとんど来なかったのでとにかくニコニコしていたくらいしか印象がない。
もしも一緒に飲んだら、、、
うーんわからん。やたらとテンション高いタイプにも見えるが、どうだろう。

日勤の学級委員長:最終日
予想年齢:35歳
もうねテキパキしまくり。優等生感が全開。ソツがない。唯一、結婚指輪をしていたあたりも人生にもソツは無しって感じです。多分子供もサクッと作って育児休暇もチャキっと取っちゃうんだろうな。私の着ていた服が肩の治療をしやすいのを見て「他の患者さんにも教えたいのでどこで購入されたか教えていただけますか?」なんて、さらっと聞ける柔軟さも持っている相当にできる。
もしも一緒に飲んだら、、、
意外と楽しいツンデレタイプかも。
それなりに盛り上げて飲み会での振る舞いにもソツは無し!

リハビリ士(ギャル):
予想年齢:26歳
リハビリの方針説明とスケジューリングなので、具体的なリハビリワークをしたわけではないです。まつ毛長くて化粧濃い目。でも説明丁寧で親切。いわゆる(?)意外といいギャルって感じ。話すと色々としっかり考えてそうで次に会うのが楽しみ。
もしも一緒に飲んだら、、、
見た目どおりにノリのいいギャルっぽい。普通に楽しそう。


2015年5月12日火曜日

#左肩腱板修復手術レポート中 : 入院前夜

初手術、初入院、明日からの初体験尽くしで私の心は迫り来る台風と共にちじれんばかりにかき乱されています。それならいっそ初体験でAVデビューする位の決意を持って体を張ってレポートします。



とりあえず入院前にはなんかめーいっぱいいろんなもんにサインさせられます。



それにしてもここ4日で5人も
ばったり会うってなんだよこえーよ、だって明日は全身麻酔記念日






翌朝6時に最後の水で痛風の薬を飲み干した後、僕は一つだけ大きなため息をついた。いよいよ今日だ。剃毛する必要はないらしい、そこだけは楽しみにしていたのだが、悲しいけれど仕方がない。
世界はそういう風に出来ている。

とりあえずダイエットスタート気分。
せっかくだからと身体中のサイズを測り直した。