2015年9月27日日曜日

日米恋愛観比較文化論的考察 その1

友人から『日本と海外の男女関係の価値観の違い』についてまとめてください ときたのでやってみる。米以外はそれほどよく知らないので日米恋愛観比較文化論的な、、、
「結婚した〜い!」と叫ぶ女子が私の周りには年齢を問わず本当にたくさんいる。 でも、アメリカではあまりそういう女性にあったことがない。 ふつうに「彼氏・彼女がほしい〜!」だ。 特定の相手がいてその人と結婚したいではなくて、 結婚という形そのものが先行しているのだ。
まずそもそも論として「付き合うって何?」問題というのがある。 定義としては 「優先的に時間を割き、他の人とはセックスもしくは類似した行為を しないことを公的に宣言」 でしょうか? では結婚は上記に+して 「原則として子供をもち育てることを前提として同居し収入を共有する」
*例外があるのはわかってます。大きなくくりとしてです*
アメリカでは”DATING”という期間がある。 この時点ではまだBoy/Girl friendではない。 いわゆるデートもするし旅行もするしもちろんセックスだってする。 ヨーロッパだと同棲までしちゃう場合もあるらしい。 "He is not boy friend yet we just dating"「デートをしてるだけでまだ彼氏じゃないわ」 でもこの期間はお互いまだ”お試し”なんで複数人いる場合も多い。 日本ではつきあわないとセックスしないという人も多いけど、 米の感覚だとこれは重い。 まだよくお互いを知らないのに、とりあえず関係だけは固めようっていうことだからだ。 とにかく形、形式、様式にこだわる日本っぽいといえばそうかもしれない。 結婚のみならず”告白”も”つきあう”も”セックス”もすべて儀式。 ある程度決められた(TVやマンガで醸成された価値観)に のっとって進むことが重要。日本の「つきあう」という文化は様式美である。 なんて論文が書けるかもしれない(笑)
本来であれば、好きな人ができてその延長が結婚というのが恋愛主導型の正しい姿だが、 結婚そのものがしたい。つまり形にこだわりたい。 というのも上のように考えれば納得いく。 そういう意味ではお見合いは最も優れたシステム。合コンとか街コンなんて 要は強制力のゆるい集団見合いだ。 なんで日本では家柄、年齢共に申し分ない相手との結婚が最強でしょ!
それを割り切ればいいのにそこに恋愛を無理やり入れるからややこしくなる。 江戸時代も武家と大型の商売人以外は割と自由恋愛だったようなので、 あまり形にとらわれずに恋愛を謳歌すればいいのに。 なんてことをいわれなくても
『恋愛もがんがん謳歌するけど最強結婚もきっちりするわよ』 というハイブリッドが東京には最も多いかもしれない。
あんまり既婚男子の私がこういうことを書くとお前は ”ヤリタイ”ことを正当化してるだけじゃないかというご指摘を受けそうなので、 このくらいで勘弁して下さい。
結婚にこだわるのは一家を持つ家庭を持つ一国一城の主となる みたいな感覚の名残なのかもしれない。 でもこれは武家町人の考え方で農民は違ったようにも思う。 人間=戦力だから云々、、、とか。 人口増加=富国なはずなのになぜ一夫一婦制が世界の主流化しているのか? なんてとこまで考察したいのですが、テーマがでかすぎてまとまりません。 なんで今回は違いだけ、、、
LOVE IS POWER!

0 件のコメント:

コメントを投稿