2011年3月29日火曜日

頑張れの向こうにあるもの

”ぼくは頑張れという言葉が嫌いです。でも地震以降いったい何度その言葉を使っただろうか。自分は安全なとこにいていつものように楽しめとは言えなかった。だからといって何も言わないというチョイスも出来なかった。一人じゃないですよと伝えるいい言葉が他には見つけることができなかったからです。”


先日このように呟いたところ沢山の方からご意見をいただきました。

Taka I :
LAにというか、海外にいると余計にそういった感覚に陥ります.でも、どんなに行動したところで、所詮、安全な場所にいるでしょ?みたいに思われている様で.偽善? でも、やらない善より、やる偽善をモットーに今後も動いていきます.

Maki A :
kazの意見にまったく同感です。

Yumi S:
よくわかる。。。同感です。でも、ことばっていうのは、いう時の気持ち次第でかわるんじゃないかな、と思う。。。

JUN
『頑張る』には『我を張る』から意志を貫き通せるという意味もあると本で読んだ事があります。だから、私 も今回の地震や停電に対して、『頑張る』よりも他の言葉を選ぶようにしています。よく使うねは『乗り切ろう』それを越えることが出来れば、自分の自信につ ながりそうな気がするし、前に進む感じがするから。

あひる:
ある芸能人が言ってました。 がんばれとはいいません甘えて下さいお願いしますと…素敵だと思いました

Toshio H:
取材の仕事で被害の大きかった石巻と気仙沼に行ってきました。取材中もまだ行方の分からない家族を捜しに本来自分の家があったであろう場所に来る人たちに会いました。話をする度になんと励ましの声をかけていいのか分かりませんでした。。。

Kaz Shinagawa:
がんばろうとか乗り越えようと言うようにしていると言う意見もいただきましたが、そもそも同じ立ち位置ではない気がしてはばかられました。結局僕らは自分たちが出来ることをやるしかなくて、それは状況が違えども被災されたかたも同じだと思う。
となれば無責任なようでも頑張れとしか言いようはなく、それはあなたが頑張っていることを見てますよ、知ってますよということを伝えたいから。結局は本人達がやるしかなく、他人が出来ることはそれを見ているぐらいしかな...

Satoko H:
カズさん、そうですよね。すっごく同感。私も同じ言葉を捜してました。海外からの色々な応援メッセージを見て、私が特にいいなと思ったのが、オバマ大統領の"we stand by our Japanese friends"という表現でした。そばで見守ってくれていていつでも何でもするからねという感じがして、嬉しかったです。

コメントをくれた方々本当にありがとうございます。

闇雲に頑張れとしか言えない自分が本当にもどかしいです。現在多くの人がそのもどかしさを抱えていると思う。でも、いや、だからこそ頑張れと声を出そう。一人じゃない、みんなつながっているんだと伝えよう!

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