2012年4月25日水曜日

ワンピース就活論

先日のFBのインスタグラム買収とソニーのリストラから
ちょっと色々考えてみた。

4人で始まって13人になった所でインスタグラムは10億ドルで買収されました。You Tube も同じく少人数ではじまり買収時は16人。

そこから企業をワンピースの海賊団を企業にあてはめて考えてみたくなったのでやってみます。

インスタグラムやYouTubeはまさにルフィ率いる麦わら海賊団。一方今年1万人のリストラを行うソニーは社員数16〜18万人で一万人規模の増減はわりと頻繁に行われています。こちらは好調時で例えれば白ヒゲ海賊団。ちょっとブラック臭が漂いますがクリーク海賊団も近いかもしれませんね。基本的に相続形(白ヒゲがどうなって行くかはわかりませんが)がないとすればほとんどが初代起業会社です。

麦わら海賊団な企業に入るには社長(ルフィ)に気に入られる必要があります。ワンピースを目指すと宣言し明確な理念の元一致団結で事に当たって行きます。しかもかなりオモシロおかしく過ごせそうです。とはいえ少人数制なため個々に求められる仕事量は多いです。それぞれに専門職を持ちつつ、戦闘も嵐の時の船の操舵もすべて全員参加です。求められる技量も相当高度なものが要求されます。プレゼンともなれば社員総出の徹夜態勢で臨みそうです。

白ヒゲ海賊団は家族経営です。頂点をめざさず仲良くがモットー。支社も多いです。リストラも余りなさそうですからかつての日本企業的ですね。とはいえ中で出世するには相当な技量を要しています。中途で新参のエースがごぼう抜きで出世しているところをみるとかなり実力重視の社風でもあります。もちろん彼の資質(戦闘力と人望)がそれだけ高いという事もあるでしょうが。家族的な部分はかつてのソニーや松下を彷彿させますが、白ヒゲの飛び抜けたカリスマ力からアップルとも言えるかもしれません。人気企業っぽいですね。

クリーク海賊団にはいるとキツそうですね。中央を目指すために安月給で大量にかかえカズの倫理で攻める。アメリカのウォールマートみたいですね。それでも番頭にはいい人が付いています。実力の伴わない無謀な挑戦に相当数の社員が犠牲になりそうです。リストラも多そう。ノルマがやたらときつくいわゆるドブ板営業を強制させられそうです。ここに入ると苦労しそうです。でも入るのは入りやすそう?

実は一番多いのではと思っているのが、バギー海賊団系。元々伝説的に有名な会社にいた社長が頑張る中小企業。ブラックに近いのりのアルビダ海賊団のアルビダを抱え込んでいたりする辺りは度量もあるし意外と部下思いな部分もあるし。人脈の広さを活かしてなにげに化けそうな可能性を持っている。

さしづめ公務員的なのは海軍でしょうか。上へ行くほど権力闘争もそれなりにありそう。漫画では派閥的な事は余り描かれてませんが、武闘派と穏健派以外にも細かくありそうです。これも公務員試験のようにテストをパスしていけば入るのは難しくなさそうです。

鷹の目ミホークのように個人で渡り歩いてくという方法もこれからはありでしょうね。麦わらに入る前の海賊狩り時代のゾロなんかは最近流行のノマドと呼べるかもしれません。ミホークは傭兵的動きは描かれていないのでちょっと違うかもしれません。

上のように様々な企業が世界のトップをめざしグローバルという新世界でしのぎを削っている訳ですが、もう一つ重要なのは新世界を目指さないという生き方。例えば地方で海賊を続ける、ココヤシ村に残る、海上レストランバラティエで働く等の選択です。これらも充分に素敵な生き方だと思うのです。地元産業に残ってみんなが戻ってくる場所を提供する。ナミやウソップに始まりシャンクや革命家のドラゴンなど新世界にはいってからも故郷に思いを馳せています。心の拠り所としても故郷は故郷として守り継がれて行かねばなりません。全員が新世界に入ったらそれこそ経済が廻りませんよね。

さてさてあなたなら...。


一年ほど前に読んだものですが、ちょっと強引な所もありますがなかなかオモシロイです。


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