2018年8月5日日曜日

Fixer養成講座

先日10年ぶりに会った人に当時LAでフリーランスをうまく使って会社を小規模のまま大きい仕事をグイグイ回せていたのに、なぜ今になって拡大路線を行くのですかと聞かれた。
特にそいうい認識はなくてそもそも日本にはフリーの制作(しかもうちの場合はバイリンガル)となるとほとんどいないので、アメリカでのスタイルができなかったので、育てる意味でなんとなく入れてたら大きくなってしまった。昔より意識的にやってはいるがトボガンという会社を中心とした緩やかな関係を構築できたらいいなとは思ってると話した。
だから仕事を覚えたらフリー(業務委託)でも契約社員でもバイトでも肩書きはどうでもいい。そのための行政的手続きをサポートしてもいいと思っています。 広告業って圧倒的な労働集約ビジネスなので、実は人件費と家賃以外には経費がかからない。なので人材の質向上と供給源確保とオフィス以外に投資する場所がなかったりするんですよね。
会社規模を拡大させすぎずに質の向上と供給源確保の方法をつらつらと考えていたら、はたっと思いついた。
そうか!とりあえずフリーランスのフィクサー(海外から撮影を請け負う人をこう呼ぶ)養成講座を始めて、育成して行けばいいのだ。オリンピックに向けてフィクサーの需要は現在うなぎ登りだ。
やって見たいけどどうしていいかわからないって人も多いだろうし、人感覚で引き受けて、雑な仕事で撮影できなくなる場所ができるような事態も避けられる。粗製乱造になる可能性も歪めないが素人が何もわからずやっているよりはいいだろう。
いわゆる制作やAD不足も言われて久しい、単純な若者の減少に加えて制作会社の人気が落ちまくったせいもある。でも英語がつかえる仕事という点で興味を持つ人もいるだろうし、別の側面からのアプローチにはなるだろう。実際トボガンに問い合わせて来る人は広告や映像には興味ある人よりも海外や英語につられて来る人のほうが多い。
嘆いていてもしょうがないのでとりあえず私達ができることをやっていこうと思うのですが、どうですかね?

蛇足:
うちの仕事の主業務は大きく分けて
1)国外のクライアントが日本でなんかやりたい。
2)日本のクライアントが国外でなんかやりたい。
3)国内のクライアントが国内でなんかやりたい。
上のフィクサーがもっとも必要とされるのは1)です。
さらにいうと
4)国外のクライアントが国外でなんかやりたい。
をするためのアムステルダム展開です。
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