2015年9月28日月曜日

日米恋愛観比較文化論的考察 その2

以前セックスアンドザシティでもっとも奔放な恋愛を楽しむサマンサが
つきあっている男が浮気をしたらめちゃくちゃ怒った。

なぜなら『彼は私に「I love you」と言ったのに浮気をした』からだというのだ。

彼女はそれ以外のデートをしているだけの関係がどうなろうとどうでもいい。
でも「I love you」と言った時点で『日本の付き合い』の関係に移行した彼の浮気は許せない。
”Dating Friend”は日本でいうところのセフレよりも精神的な結びつきは強いような気がする。
いわゆる”友達以上恋人未満”というか、、、

アメリカで仮面夫婦は少ないしセックスレスの夫婦も少ないし
浮気が発覚した場合はほぼ即離婚だ。
全力で愛しあっていない限りはすべて離婚。契約不履行ですね。
だから離婚率はめちゃくちゃ高い。

日本の場合は解釈を変える。
友達夫婦、亭主元気で留守がいい、子供のため、、、、。

結婚という形式はキープして関係性は変える
見積もりは形式上とるけどあと交渉で予算内にはめる
憲法は変えないけど解釈はかえる
なんといっても究極は現人神だったり象徴だったりと
解釈をかえ続けて天皇制を維持してるわけですから、
神代の頃より日本は建前を据え置いて本音というよりも
実務を遂行し物事を継続させることに固執してきた民族なんですよね。

もちろんそういう日本嫌いじゃないです。

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