今から20数年前に弟と二人で始めてNYに行った時の事です。嫌がる弟をむりやり誘って当時流行っていたNYのクラブへ(名前は忘れた)行こうとしましたが、男の二人組はゲイ扱いされるので入れてもらえないと言われ、結局、別の所を紹介されました。クラブとは女の子と出会いに行く場ではないのか?と思っていた私は愕然としました。つまり知り合う場(ナンパ)ではなくてデートスポットなんですよね。そう考えると当時のNYではまだゲイへの差別があった。女二人も基本はNGでしたので等しくレズも差別されていましたが。
昨日書いた「
男二人はお断りです」思いの他ページビューが伸びていてちょっとびっくりです。ちなみにコメントが圧倒的に女性からなのもおもしろい。
そもそもアメリカやヨーロッパではカップルでの行動を求められる傾向が強いです。パーティなども基本は夫婦でワンセットが基本。そのため二人で公の場で行動をしていると男同士、女同士でもカップルとして見られてしまうことは多い。もちろん場所と状況にも寄りますが。日本で男同士でちょっとシャレた所でメシを食ってる人をみて即座にゲイだと思う人はあまりいないでしょうが、海外ではほぼそう思われてしまう可能性は高い。
また、日本ではカミングアウトしているゲイが少ないのも不思議です。ニューハーフ(トランスジェンダー)と呼ばれる人々にはテレビでも”枠”があるのになんででしょう。歴史的には貴族や武士などの特権階級の間では男色、衆道とも言われ古代より盛んに行われてきました。ただそれらは男しか愛せないというものではなくほとんどがバイセクシャル、まさに究極のフリーセックスを楽しんでいたのです。日本最古のヤマトタケル(日本書紀にそれらしき記述あり)始まり空海、在原業平、光源氏、足利義満、織田信長(前田利家、森蘭丸乱交説も)
と枚挙にいとまがありません。時代が下がって江戸時代に入ると歌舞伎の普及から町民にも広がり、井原西鶴の『好色一代男』主人公世之介は女性3742人、男性725人!とはいえあくまでも特権階級の話しですから記録には残っていたとしても全体の何割がそうだったのかはよくわかりません。バイセクシャルは一種のファッションですから時代によって流行り廃りはあるようです。いずれにせよ現代社会ではゲイそのものがあまり目立っていません。とはいえBL(ボーイズラブ)と呼ばれるジャンルは元気ですから後世から見れば...。
海外では女子会みたいなものもあまりないように思う。Sex and the Cityはむしろ特殊というかNYならではかもしれない。女子会の盛んさは日本の宮廷文化の真骨頂である大奥あたりが関係しているんでしょうか。研究しても面白いかも。
オシャレなレストランへいけばいくほど女同士と男女が多いので女子率は高い。男同士はチェーン居酒屋かキャバクラ/ガールズバーへでも行ってるんですかね。
で、レディースディを撤廃した結果、カップルディーを設けるようになれば少子化防止の手助けにちょっとだけはなるかもしれない。あらゆる場所でレディースディがあってそこら中にキャバクラがあるような状態はちょっと異常な気もする。日本は男女分離政策をとっているといいだす日本大好きな海外の研究者がでてきてもおかしくない。

頂いたコメント:
by K.T.
メンズ限定を作ってもそもそもこなそう。どうしても食べたいという人はいるかもしれませんが、誰でも入れる日と女性限定の日を設ける方が対外的に正しいかも。
その辺の感覚は日米では相当に隔たりがあるよね。どちらにしても日本の男性は女性のためどころか後続の人にすらドアを開けないから、その心配はない。ドアは開けないけどデートの時に鞄を持ってあげたがる。意味わからん...
by R.F.
お断りとは書けないんだろうね。入って空気で気づけよ、みたいな...。
このブログを書いている最中に娘にコンピューターを覗き込まれて
「オトコイロってどんな色?」
と聞かれて焦った事は内緒です。