2015年9月27日日曜日

終わってから値切ってくるのは日本だけーまとめ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150922-00050162-yom-soci  「白紙撤回」された新国立競技場を巡り、日本スポーツ振興センター(JSC)が今年1月、総工費が3000億円を超えるとの見積もりを建設会社から伝えられながら、「ゼネコンの言い値だから下げられる」と判断していたことが分かった。 世界中どこでも見積もりのやりとりは熾烈だけど終わってから値切ってくるのは日本だけだ。出す方もそれ前提でやってる場合も多いしもはや商習慣。手前の値切りがどんなにえげつなくても、終わってから揉めないほうが気持ちいいのになぁ〜 「終わってから値切ってくるのは日本だけ」って話の続き: 帰国してもっとも感じたのは日本の持つ村社会感。身内で仕事を回しあうので見積もり自体がとても緩い。米の場合はどこまでいっても相手を信用してない。だからこそ見積もりが契約書としての重みを持つ。もちろん程度の差はあります。
先日、東京各地で撮影をしたんだが、基本なかなか撮影用の道路使用許可って難しい。では許可なしで撮ったら怒られるかというそうでもない。ところが許可ありでも苦情がきたら中止にしなければいけない。つまりルールを守っているかどうかではなくて社会的に迷惑をかけているかどうかという点が重要。
ルールで縛るのではなく、常識で縛るのだ。だからこそ行儀やマナーにうるさく、逸脱した人にたいして”空気”による圧力を加える。読めない場合は身内認定を外される。法治ではなく人治社会と言われる所以だよな、、、
安保問題もまさにそう。改憲かどうかでもめるならともかく解釈でもめるってことは、つまり国民全体の空気を決めましょうってことだ。白黒はっきりな米なんかには意味不明だろう。でもそれは良くも悪くも世界的には若干理解不能な寝技外交があってもいいんじゃないかとは思う。中国やロシア、さらにはアラブの外交だって相当にめちゃくちゃだ。自分の利益と都合を全面的に押し出して相手とぶつかって落とし所を見つける。それが”交渉”なんだと思う。
とはいえ狩猟民族や遊牧民式だと交渉決裂したら移動すればいいが農耕村社会の悲しさで、喧嘩をしても同じ場所に住んでいるので、どうしても妥協点探しが早い。 ってなふうになんちゃって文化人類学も交えて考察すると面白いですね。
極論すると隣村の見積もりは信用ならねぇ、値切って値切って値切り倒してびた一文儲けさせんな!でもおらが村の庄屋の息子の晴れ舞台にはご祝儀代わりにどーんと仕事振ったれってことです。
「見積もりなんて飾りです。庶民にはそれがわからんのですよ」 「終わってから値切ってくるのは日本だけ」って話の続きの続き: 固定化された村社会では行き場がないので、過酷な値切りをされても交渉決裂できない。なぜなら逃げ場がないのでその後の村での立場を危うくするから。騎馬民族や遊牧民族のリーダーが約束を反故にすればそのリーダーは二度とチームを組めない。
あ、ちなみにヤマト魂とかサムライスピリッツとかって言っていますが、日本人の多くは五代も遡れば7割以上が農民です。侍は1割以下。豪農もいたとはいえ祖先の半分以上が水呑百姓のくせに急に武士道とか、、、なんてね。
江戸時代という身分も所在も固定された時代が長かった日本では領主や国王といった権力者がころころ変わったヨーローッパや戦国時代とは違って被支配者である農民たちの立場は弱い。逃げられないからだ。戦国時代の農民は逃散といって結構簡単に逃げたり移動したりしたらしい。
だからお上から降りてきた公共事業の予算を村で回す。割り当てが少ないと言って怒って仕事を断ることはゆるされない。やるという前提には揺るぎはないのだ。参加は強制だし、ギャラも言い値だ。
なのでみなさん予算が折り合わないときはスケジュールを理由に断るというのが業界らしい。『やりたいのは山々なんですが、どうにもスケジュールが、、、』ってヤツです。
この説は若干妄想入ってるんでご使用にはご注意を、、、 まあ、いろいろ言っておりますが、日本のやり方がすごく嫌いかっていうとそうでもないです。特に我々のような完成品が不確かなものを作っている場合においてではありますが、、、まぁ職人職の方々のギャランティーは守られるべきとも思いますから、難しいところではあります。

2015年9月13日日曜日

Caleb Slainという男の話

米の片田舎に生まれフィルムスクールにも通わずに19歳で仲間と撮った作品で賞をとり21歳でMicrosoftのCMを撮ったこの男のレップをやって三年、今夏日本のクライアントにてグローバル用のCMをついに撮りました。
彼の感性もさることながら仕事への取り組み方や情熱には刺激を受けまくります。
ゴールへの到達方法を愚直に考え
た結果、行き着くのがベーシックだというのがいわゆる天才なんだろうなと思います。過去の天才が作り出した手法を集めたことを”基礎”として勉強させるのが”学校”なんだなと。つまり学校は凡人には必要でも天才には必要がない。
今、最も私を熱くさせる男Caleb Slain(24歳)と今回の来日で食べ忘れてたラーメンを食べました。3年後にはハリウッド映画を撮っていると思います。広告の仕事をしてくれるのはあと3年だと思いますので、お仕事の発注はお早めに〜彼の作品はこちらで見れますhttp://calebslain.com/
出会った時に感動して書いたブログがこちらです職業としてのエンターテインメント


お問い合わせは

日本:トボガン Kaz Shiangawa
International: Toboggan Inc. Keita Yamamura
http://www.tobogganz.com/


まで、、、

2015年9月7日月曜日

若気の至り

世の中がバブルで浮かれてる頃に無頼を気取って
バイトとギャンブルに明け暮れてたくせに
自意識高いぶって大学を中退して自分探しの放浪の旅にでて
SFで変な宗教コミューンに3週間はまったりカトマンズで沈没したり
NYのマクロビ料理店でヒッピーカブレの洗礼を受けてから
帰国して立派な底辺若者として日雇いで貯めた金で
再渡米したおれから言わせれば若者なんてバカで無知で傲慢なのは当然だ。
そんなこんなで国粋から極左からアナーキーまで
左右上下にぶれまくったあげくに今では資本主義の恩恵を
うけつつベターを目指しましょうな若い時なら反吐が出そうなことを言う
つまらん大人にはなれる。

シリアで富裕層が難民化して命がけで欧州を目指しているのを見れば、
そんなおれでも人生は楽しいなと思える日本は素晴らしいです。


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2015年8月23日日曜日

兄弟でモントリーオールはカナダへ行ってきた1

弟とモントリオール映画祭に行ってきました。
よく勘違いされますが、私は弟の映画製作等には全く関わっておりません。
今回は通訳をする人が映画関係者から出席できず本人から頼まれました。
もちろんギャラなしのエコノミーです。
まぁ映画祭ってのが面白そうだし弟と二人旅っていうのもそれはそれでありかと、、、、
抱えてる仕事は各方面にぶん投げて、関係各位の冷たいまなざしと理解を真摯に受け止めて行って参りました。


ちなみに25年振りの二人旅!

トロントには到着が遅れ、激混みの入国審査、お約束的にトランジット予定のモントリオール便には間に合わず。しかもゲートチェンジ連発。旅慣れた兄のおかげでこれらのトラップを着々と交わすも特に感謝もしない弟とトロント空港で待機中。


ミラノの空港でコンドーム見つけた時も不思議だったけどモントリオールはさらにすごい。香水とミントとコンドームが並んで売ってます。どういう流れを想定して空港のトイレで売ってんだろう。AV的展開を想像する人が張り切って買う以外に思いつかない。



到着してからわかったこと:

名作大作出展のモントリオール映画祭ではなくてホラーやアニメ原作でエンタメ性が高いファンタジスタ映画祭だったってこと。弟はもちろん某Y興行さんも、某K映画さんからも特に説明がなかった。直前に調べた時にモントリオール映画祭は9月なのでおかしいなとは思ってたけど、、、

モントリオールは英語とフランス語両方公用語だが、かなりフランス語率が高い。
しかも映画祭側から日英仏の通訳がついている。つまりあまり仕事がない。

というわけで映画祭スタッフニコと通訳ヨネヤマさんに連れられてフレンチビストロまいうーです。



ガスパッチョ、ビートのサラダ、うずらとワイルドライス。全て地元産!

ケビンベーコンの話で盛り上がるあたりがかなり映画好きな匂いにあふれていますいい感じw



話が盛り上がりすぎて俺とフィルムフェスティバルスタッフニコが話している英語を現地の通訳が弟に訳す形に。全仕事してネーッ!

とにもかくにも初日のモントリオールの夜は更けていきます、、、


2015年8月18日火曜日

お勧め本:その「おこだわり」、俺にもくれよ!!

一部の人はご存知の通り私も相当に変なことにこだわって生きている方だと思うが、
この本に出てくる人たちは尋常じゃない。
自分の凡人感をしること山の如しです。

自宅ベランダでキャンプする人とか
帰り道すべて目を瞑るとか
ポテサラを舐めて食べるとか、、、


何かにこだわるってなんかいい。
そこに狂気が伴えばさらによし。

もちろん他人に迷惑をかけなければという前提ですが。


ぜひともご一読を、、、

その「おこだわり」、俺にもくれよ!!



2015年8月6日木曜日

感想文:進撃の巨人ー実写映画


いろいろと予定が大変動したので市場調査を実施してきました。
酷評の原因と思われる最大の理由は原作と離れすぎている点は現地での声をリアルに採集できたので間違いない。終わった瞬間に原作と違いすぎ、恋愛要素いらねぇといっ声があちこちで上がっていました。ネットでの酷評に対しての製作者からのリアルな反論が炎上の原因であることは明らかですが、冷静に見ればアクションもCGも既存の邦画と比べればとても素晴らしいものだと思われます。マッドマックスと比べてる方も多いですが、そもそもあのレベルに達している映画はハリウッドにもそうはない。それはお金ではなくやはりセンスの問題だからです。
そういう意味では原作を知らず演者のファンではない人が一番楽しめる映画なのかもしれません。
問題は現実にはその層がもっとも行かないでしょう、、、

話をややこしくしすぎてオチまで到達していない原作と離れて映画的なオチをどうするのか?その辺は若干楽しみです。

それにしても原作に頼らない映画ファンのための映画を作って欲しいものです。

2015年8月5日水曜日

御歳79歳小池一夫先生!『ツッコミ上等』

御歳79歳小池一夫先生、子連れ狼からクライングフリーマンまでマンガ歴50年越えの超大御所原作作家先生です。そんな先生のツイッターはとってもオススメです。

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『誰からもツッコまれないように、なンて考えながらでは、面白い作品は作れない。ツッコミ上等。「全ての人を喜ばせようとしない事」。誰に向かって作品を作るのか、そこがブレてはいけない。 何かを表現する時に、「きっとこンな反発が来るンだろうな」と想定して、それに対応した言い訳を表現に折り込んだ時点で、それは己の表現ではない。表現者として一番恐ろしいのは、自分の表現を好きでいてくれる人の事よりも、自分の事が嫌いな人間の存在を、始終考えてしまう癖が付く事である。(小池一夫)』
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村上春樹さんも同じような事をおしゃってましたが、こういう事は表現に限らずおおかたの仕事でも同じでだいたい関係者のうち3割くらいから高評価をもらえば割と上手くいくように思われます。 満場一致の時は大概だめw FBですらなんとなく気を使っちゃう小心者の僕は仕事では直接的な表現者ではないけれどそれでもついつい最大公約数を取りに行っちゃうよな。保険の保険みたいなことばっかりだ、、、 https://twitter.com/koikekazuo/status/625912574698090496
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