2012年3月29日木曜日

世代間闘争


先日、えらく混んでいるバスの中で、入口付近でビクとも動かないじーさん。親の顔を見たくなる若者よりも、一体どんな人生を送ったらこうなるんだっていう大人の方が遥かに多いように思う。その数分後、同じ車内にてあかん坊を抱えたお母さんの通路をふさぐじーさん(上記と別)。通りますよと声をかけたら、ムッと睨んで、空いた席に強行移動。批判覚悟でいうけど、年金必要かと思う瞬間です。こういった個人的な小さな経験と言うミクロなケースを政策というマクロな問題としてで考えてはいけないとは思いつつもやはり非常識なの見るとね...。

マナーの悪い人の数が一定だとすると少子高齢化も手伝って若い人の3倍近い人口がいる中高年には3倍の素行問題者がいることになる。長く生きても学習しない人はしないんだなと。。。こういう御仁に限ってゆとり教育は~とか、私が若い頃は~とか語ってたりもする。自戒を込めて

最近、各国で高齢企業家が沢山出現し成功を収めている。信用、人脈、資金、経験、すべてにおいて若手より豊富。今後は定年起業がブームになるかもなんて言う人もいるくらい。つまり本来であればこれくらい若者よりも資質的には優れているのだ。それでも起業が若者に多く、また求められるのは、新しい事に挑戦としようとする意思の差なんだろうな、、、

世界で唯一温泉に入る地獄谷の猿の群れ。45年前から入浴するようになったそうだが、始まりは一匹の小猿からだったそうだ。その後群れの中に伝播したらしい。さらに猿の入浴習慣は餌付けをされた猿達が餌を待つ間の時間に始まったようです。つまり暇を持て余した若者が新しいリクリーエションを考案したって事ですね。人間も猿も一緒だな...集団の行動様式を変える革新派はやはり”若者”かとふと思った。 

世代間闘争をあおるつもりは毛頭ないです。むしろ無謀な事に挑戦する若者を知恵と経験でバックアップする老人、信用と人脈で起業した老人を斬新な手法で突き進む先鋒役な若者というようなステレオタイプなパターンだけではない、色々と素敵なコンビが生まれると言いなと思う今日この頃です。

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