今日のマンガ：ナムジと神武

古事記巻之一  完全版 ナムジ   大國主 壱 (カドカワコミックス・エース)

神武―古事記巻之二 (1) (中公文庫―コミック版)


ガンダムの安彦良和氏による古事記の時代を扱ったの隠れた名作です。

昨日市ヶ谷の書店で推してて感動！

渡米初期に古本屋で出会ってあまりのオモシロさに続きを
日本の友人に送ってもらいました。
かれこれ25年程前の作品ですが15年程前に入手は既に困難でした。

ガンダムのキャラデザイナーとして有名な安彦良和氏ですが、
マンガも秀作が多いです。ガンダムオリジンは知っている人は多いかも。

ギリシャ神話を題材としたアリオンはオタクとか腐女子とかと言った言葉が
無かった頃のそういった方々からは絶大な支持を受けておりました。
しかも連載がいわゆるメジャーどこではなくて徳間書店の
『リュウ』（1979年5月から1986年5月）というあたりもオタ心をくすぐります。

このナムジと神武は古事記、日本書紀をベースに氏の大胆な仮説が盛り込まれた

力作です。
私はこれをきっかけにこの時代に興味をもって古代もののノンフィクションを
色々と読みあさりました。

帰国時に処分して来たので復刻版で買い直そうかな、、、

ナムジはカドカワコミックエースから復刻版がでています。



巻数も少なめでさくっと読めるナムジと神武をセットでお楽しみください。