2013年2月11日月曜日

アシタスイッチの神田姉弟をみて

アシタスイッチの神田姉弟を見た。「生まれた時から神田うのの弟なんだと言われて肩の力が抜けた」弟:神田伸一郎(ハマカーン談)。なるほどね、なんか美談になりすぎてるのが嫌だったけど、それでも共感もてる部分が沢山あった。

姉:うのの

「結果を出していないからお笑いに向いてないと思うけど本人が楽しそうにやってるから応援する」

ってすごく正しいと思う。結果を出すという重要性と本人を尊重するというスタンス。
しかもそれなりに向いてないことを伝えつつだ。なかなか上手いことを言うなとしみじみ。(ハマカーンの漫才はまだ見たいことないです...)


私の場合は生まれてこのかた、先に生まれてるんだから私の弟がヒロシなのは当然だと思っていた。私が20−23くらいまでは弟一緒に住んでいて、その頃は私のバイト先に紹介して一緒に働いたりもしていたので基本的にはどこに行ってもカズの弟だった。

アメリカに行ってからも日本から来る人々に
「芸人始めたらしいんでなんかあったら使って下さいよ〜」
な感じだった。ところがある時を境に芸人の兄という立場に逆転した。

それでもLAにいた頃は言われる機会も少なかったけど、帰国後は意外とある弟の知名度に驚いた。どこに行って誰にあってもそれがわかると、相手の私を見る目が少しだけ変わる。それはプラスの場合もあるし、マイナスの場合もある。でも私自身が変わる訳でもないので慣れるとそれほど気にもならない。

そもそも元来、肩の力は入ったことがないので、特に変わってないとは思う。ま、恥はかかせないようにとかは一応思うけど。

そういえば宇宙兄弟とかワンピースとか意外と兄弟ものって多い。原点は稀代の名作「カラマーゾフ兄弟」?(ドラマは知らん)



でも姉弟とかは意外と少ない。兄妹はエロの世界では不滅のテーマだし、姉妹だけでも強烈だが三姉妹とかなるともすでに響きがドキドキする。

やっぱり家族、親子、兄弟姉妹の葛藤ってやっぱり文学的にもエンタメ的にも不変のテーマですね。もっとも最初に触れる他人だから当たり前だが、、、



という訳でなかなかいろいろ考えさせてくれるいい番組でした。






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