2013年7月26日金曜日

「イマでしょう!」の林先生と核家族とピカソ

「イマでしょう!」で話題の林先生は現在の様々な問題は核家族化にあるという話をされていた。テレビシャカイ実験 あすなろラボ



この番組、普段はけして視聴率は高くないのですが、林先生が出た回は二回とも高視聴率をたたき出し、まさに旬の人を全開です。

東進ハイスクール・林修先生、低迷テレビ番組の視聴率まで東大クラスに!?  @livedoornews
2月15日放送の『中居正広の金曜日のスマたちへ』(TBS系)に「気になる男」として登場した回は、13.2%を記録。その後も、林氏始め東進の 講師陣は2回も出演し、いずれも12%超えの高視聴率を獲得している。そのほかにも5月19日放送の『情熱大陸』(TBS系)は7.9%と、今年一番の数 字を獲っていた。(livedoornews)


人類始まって以来の核家族時代である事から「ちびまる子ちゃん」や「サザエさん」を例に出してその危機を説くとこから入って行く展開はさすがカリスマ講師です。とにかく引きつけ方がうまい。7/28に第三回目があるそうです。

厳しい母や意地悪な姉との関係で緊張を強いられているまるこにとっての救いはともぞーや佐々木のじーさんだそうです。
*ひろしの無力さについては説かれていませんでした。





で、私も核家族が進んで行く事は良い事だと思っておりません。複数のオトナの目がある事で守られる事は多いからです。昔の団地や長屋や寮とかってある程度はそういう役割を担っていただろう。マンションとの違いは共有スペースの有無でしょうか。今後は託児所とまではいかないまでも遊具や遊ぶスペース、BBQなどができるような共有の庭などがあるマンションもこれからは増えるかも。

そういえばLAにいた頃だとプール付きアパートが沢山あって意外と隣人とのコミュニケーションはとれてました。多分マンハッタンだとそれはないだろうな。


とはいえ少子化が進んでいるため、学校や地域などでオトナの目が増えている事も日本に帰国以来感じています。特に元気な高齢者が街にあふれているので良い意味で子供達は守られています。まぁ純粋培養になりすぎるという懸念もあるでしょうが、、、


そう考えると文化の単位が小さくなり核家族化が進んだからこそシェアハウスみたいなものが増えて来たのはある意味いいことなのかも。希薄になりすぎた人間関係を少しだけ密にするだけで楽になれる事も多いかもしれませんね。ちょっと違うか、、、




*盗難に遭ったピカソらの名作7点、容疑者の母親が「焼却」
【7月17日 AFP】オランダ・ロッテルダムのクンストハル美術館から昨年10月、わずか90秒足らずの間に盗みだされたパブロ・ピカソやクロード・モネなどの7作品が、容疑者の母親によって燃やされていたことが分かった。ルーマニアの通信社メディアファクスが16日に伝えた。(AFP)


万引きした子供を警察に突き出せる親っていったいどのくらいいるんだろう。

年齢にもよるだろうが、親子関係と教育はきれいごとじゃない。
立派で美しい耳障りの良い正論だけでは割り切れないですよね。


絵画(美術品)の価値とは”いいもの”だという情報の共有だから、
共有してない人にとっては意味がない。


悲しいほどに愚かな母親の愛を安易には笑えない...



ピカソの絵を焼いた母親もまわりにだれかいれば止まったかもしれない。

いくらなんでもそんな単純な話ではありませんが、、、



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