2016年1月26日火曜日

茂木さんのスマップ考について、、、

SMAPとジャニーズ事務所 - 茂木健一郎 公式ブログ /////////////////////////////////////////////
日本とアメリカの、スターの自己プロモーションの違いについて書かれている記事を読んだ。

勉強になったが、日本のアイドルたちは、日本という文脈でがんばっているだけの話だと思う。

早い話が、アメリカの人たちだって、日本に来れば、日本という文脈でがんばる。

売れるためには、そうせざるを得ない。

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「アメリカではこうだ」という話と
「与えられた状況で頑張る」という話は別の話だ。

確かに日本の商習慣や社会システムを無視して
個々の行動を比較しても意味がない。
これってすごくよくある議論のすり替えですよね。

モテ服という言葉に代表されるような男に媚びたファッションが
主流化するのもなんだかんだで結婚出産圧力の強い日本では
より良い男をゲットするための最適解の一つだし、
結局は東大最強説も家柄や出身地にとらわれずに職業を選べる
”出自ロンダリングシステム”だからだ。
そこに向かって頑張る人を笑うことは簡単だが、
システムの中では最適行動であると言える。
システムを変えるべきという議論はあってしかるべきだが
個々の行動を責めても始まらない。
アメリカではアメリカの最適解があるし、
イギリスではイギリスの最適解がある。

米国にいた経験から言えば、
移住した人たちにとってはどちらが住みやすいかという問題もある。
日本人の多くが帰化せずに帰ってくる人が他国出身者に比べて多いのは
結局は日本の方が過ごしやすいという判断になったからだろう。
他国出身者が帰らないのは自国より米国の方が良いという判断があるからでしょう。
母国愛なんていうのは衣食住全てが足りてから出てくるんです。
(例外はあるだろうけど)

茂木さんはFBで以下のよう追記もしています。


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現場という「文脈」を引き受けて、
逃げ場のないかたちでがんばるのがアイドルで、
しかしそれは社会の中のあらゆる仕事がそうだと思う。
そして、そのような「文脈」自体がどうなのか、
という議論はもちろんあっていいが、
それは現場の覚悟とは、また別の話である。
文脈うんぬんの話は別として、
いったん引き受けることに決めた現場で全力を尽くすというのは、
アイドルにかぎらず、すべての仕事、
生活でそうである話であるはずで、
「SMAP目線」は、実は、誰にでも思い当たる、
生きる上での第一原理のようなものだと思う。

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そうなんだよなぁ〜
与えられた場所や環境で頑張るしかないというのがほとんどすべての場合において当てはまる。
他国がどうだ、隣家がどうだ、友人がどうだ、、、
それぞれに事情や状況があって成立しているので比べてもしょうがない。
嫌なら環境を変えるしかない。
ってなことを茂木さんの書き込み読んで思った。

ちょっと違う話になりますが、思い出したので、、、

人間が変わる方法は3つしかない。
1番目は時間配分を変える。
2番目は住む場所を変える。
3番目はつきあう人を変える。
この3つの要素でしか人間は変わらない。
最も無意味なのは『
決意
を新たにする』ことだ。by大前研一 
けだし名言。なんせ
決意だけは毎日してますからね。決意のプロです私。

つまりは環境を変えるってことですよね、特に2と3は。
今いる状況の中での最適解(と思う)中で行動している以上は
変わら(れ)ないってことです。




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