2011年4月7日木曜日

結局放射能ってどうよ?

自分が放射能についてあまり心配してもしょうがないという結論に達したソースをまとめてみました。参考にしてみて下さい。

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*山本弘のSF秘密基地
放射線をめぐる誤解 抜粋:
食塩(塩化ナトリウム)というのは、実は危険な物質です。そのLD50(半数致死量)は、体重60kgの人だと180~210gです。もし200gの食塩をいっぺんに摂取したら、50%ぐらいの確率で死に至るで
しょう。
厚生労働省は、日本人の食塩摂取量の目安を、成人で1日10g未満と定めています。1日に10gぐらいまでなら、食塩を摂取しても害はないというわけです。
すなわち、同じ200gの食塩でも、いっぺんに摂取するのと、1日に10gずつ20日間にわたって摂取するのでは、影響がまったく違うのです。
放射線もそれと同じです。1回のCTスキャンで6000マイクロシーベルト被曝するのと、1時間に6マイクロシーベルトずつ42日間(1000時間)にわたって被曝するのでは、後者の方が影響は小さいのです。


*チェルノブイリの惨状を知る被曝治療の権威 ロバート・ゲイル博士に聞く

ダイヤモンド・オンライン
放射能汚染を巡る日本人の誤解と政府の説明責任

抜粋:

たとえば、(日本政府は)現在、飲料水では放射性ヨウ素が1リットルあたり300ベクレルを超えると好ましくないというメッセージを国民に伝えてい る(乳児の規制値は100ベクレル)。しかし、この数値は何も目の前のコップに入った水を飲むと危険だということを示しているのではない。
20杯飲んでも大丈夫なはずだ。その値以上の飲料水を5リットルほど毎日1年間飲み続けたら、ガンになる確率が1万分の1上がる可能性がわずかにある、ということだ。そういう説明を、自信を持ってできる人間が政府内にいないことが問題なのだ。

(チェルノブイリ事故の影響で)6000件の甲状腺ガンが報告されているが、これは子どもたちが放射性物質に汚染されたミルクを飲み続けていたか らだ。周辺は農村地域で、当時は食糧の流通システムも発達しておらず、住民たちは地元農村で採れたものを口にしていた。こうしたことに加えて、(放射性物 質が甲状腺に害を与えるのを防ぐ)ヨウ素剤も十分に行き渡らなかった。つまり、原発事故直後に本来取られるべき措置のすべてが取られなかったのだ。

これに対して、福島原発事故では、日本政府の説明下手という問題はあるが、放射能汚染リスクへの対処はきちんと行われていると私は考えている。


*Starting Small

英語圏の総合科学誌「ネイチャー」の福島原発事故Q&Aの日本語訳 

抜粋:
Zoeyからのコメント: 海水の137Csや131Iのレベルが、いまのところかなり高いにもかかわらず、海ですぐに薄められるから大丈夫、と聞きました。これは本当でしょうか?近隣国への影響は?

JS: はい、たしかに、海洋では、放射能はかなり薄められます。もし仮に(ホントに仮に、です)、海水中の汚染物質が海を渡って他国へ届いたとしても、リスクがないレベルまで薄められています。だから、海洋の汚染の問題は、福島の海岸沿いに限られた問題です。

Claire Cailesのコメント: 福島事故による、放射線による癌の可能性は、他のリスクによる発ガンの可能性とくらべて、どうですか?たとえば、タバコなど。

JS: かなり低いです。たとえば、チェルノブイリでの、事故後の、事後処理にあたった作業員は、平均して100mSvの放射線を浴びました。これは、だいたい、 老後の発ガンの確率が、0.5から1%上昇するくらいに値します。これと比べて、タバコ吸うひとは、大体50%の確率でタバコに関連した病気で死にます。*英文オリジナル:
Japan's nuclear disaster: live Q&A - April 06, 2011



*平井憲夫
原発がどんなものか知ってほしい。
(注:これは17年前に書かれています) 目次
    • 私は原発反対運動家ではありません
    • 「安全」は机上の話
    • 素人が造る原発
    • 名ばかりの検査・検査官
    • いいかげんな原発の耐震設計
    • 定期点検工事も素人が
    • 放射能垂れ流しの海
    • 内部被爆が一番怖い
    • 普通の職場環境とは全く違う
    • 「絶対安全」だと5時間の洗脳教育
    • だれが助けるのか
    • びっくりした美浜原発細管破断事故!
    • もんじゅの大事故
    • 日本のプルトニウムがフランスの核兵器に?
    • 日本には途中でやめる勇気がない
    • 廃炉も解体も出来ない原発
    • 「閉鎖」して、監視・管理
    • どうしようもない放射性廃棄物
    • 住民の被曝と恐ろしい差別
    • 私、子供生んでも大丈夫ですか。

  たとえ電気がなくなってもいいから、私は原発はいやだ。
    • 原発がある限り、安心できない


[注: 平井先生の名前の表記が間違っておりましたので
訂正しました4/8。関係者の皆様大変失礼いたしました。]

*****[この文章には信憑性が乏しい部分もあるようですので、
公平を期するためにも反論をサイトをあげておきます。

”「原発がどんなものか知ってほしい」という文章は、
数々の疑問や反発が挙がっているもので根拠たりえない。
少なくとも学術的な信頼を得られていない。
反論として「原発がどんなものか知ってほしい  
第2版 - faireal.net」「原発がどんなものか知ってほしい?」 などを参照。” 
抜粋元:震災後のデマ80件を分類整理して見えてきた
パニック時の社会心理 http://ow.ly/4wSjl

加筆 4/10/2011] *****



*武田邦彦

武田邦彦
発言に対して「危険を煽るのは良くない」と言う人がいますが、ここで説明したのは、国際勧告と日本の法律(放射線障害防止の法律)を解説しているだけです。
繰り返す事になりますが、今回の事件で私は「自分の意見」を言わないことにしています。というのは、私は神様ではないので、これまで40年ほどにわたって議論されてきた最終的な結論(1ミリシーベルト)をそのまま伝えています.
これに対してテレビなどにでる人が法律に書かれた値の100倍でも大丈夫と発言していますが、私にはできません。なぜなら、もし法律の限度の100倍の被曝をして、その赤ちゃんが将来、ガンなどになっても私は専門家として責任をとれないからです。

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僕個人のまとめとしては、危険の度合いは食品添加物、ファーストフード、喫煙、交通事故などより遥かに低い。スーパーサイズミーを見た後にどれだけの人がマクドナルドへ行くでしょうか。要はそういうことだったりします。
スーパーサイズミー(マクドナルドを一ヶ月食べ続ける男のドキュメンタリーです)


信じるか信じないかは個人の責任においてお願いいたします。

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