2012年6月19日火曜日

子供の貧困率

常々日本が格差社会だと嘆かれている皆様。ご自分の年収世界ランクがわかるサイトがあるので是非お試しを。この地に生まれた幸せを噛み締めて下さい。年収10万円で世界TOP50%以内。百万円でも14%。以下に日本が恵まれているのか...
Global Rich List




子どもの貧困率、日本ワースト9位 先進35カ国中で 

 今回、子どもの貧困率が最も高かったのはルーマニア(25.5%)で、米国(23.1%)が続く。金融不安に揺れるギリシャ(16.0%)はワースト6 位、イタリア(15.9%)は同7位で、15.4%のリトアニアをはさんで日本が続く。貧困率が低いのはアイスランド(4.7%)、フィンランド (5.3%)


貧困率って国内での格差を測るものだから他国と横並びで見せると誤解する人が多そうだな。こういう書き方をすると日本は外国より貧乏だ〜とか騒ぐ人いそう。上のRich Listを見ればわかる通り横ならびにすれば日本はやっぱり金持ち。もちろん物価も関係しているので実際に詳細を比べるのは難しいとは思うけど...

*相対的貧困率
OECDによる定義は等価可処分所得(世帯の可処分所得を世帯員数の平方根で割った値)が、全国民の等価可処分所得の中央値の半分に満たない国民の割合の事。Wiki:貧困率

むしろ人口が一億人以上の国は日本の上位にはない。参考にできるとしたらドイツ(13位)フランス(14位)あたりか。ちなみに13位までは全て3000万人以下だ。人口が多ければ格差が開き安いのはしょうがないというか、調整が難しい。
この手のデーターは分母を良く考えないと参考以上の意味はない。


「各国の子育て政策や福祉も比較。日本は子どものための施策に対する公的支出が対国内総生産(GDP)比1.3%で、35カ国中で下から7番目に低かった」
 
少子化して総人口に対する子供が少ないから、福祉の中心は人数の多い高齢者のほうが比率が高い。当たり前と言えば当たり前の話し。一人当たりの数字でもあればもう少し実勢に則しているかも。





0 件のコメント:

コメントを投稿