2011年11月18日金曜日

雇用と人口減

被災地の岩手や宮城の人と話しても今回行った石川の人とはなしても第一に雇用が第二に人口減が問題だとおっしゃる。だがこれは特定の地方だけの問題だろうか?

人口がそれなりにいても雇用がなければ生活できない。
現在は被災地であろうがなかろうが、雇用が必要なのは日本中です

RT @nhk_news: ニュースウオッチ9より「来春、大学を卒業する若者の4割は、まだ就職が決まっていません。加えて今年の春に就職が決まらないままに卒業した人たちの中にも、まだ就職活動中の人が。何か策はないの?」

本日付けの厚生労働省の発表によれば本年度の就職内定率は【就職内定率】
○大学 59.9%     ○ 短期大学(女子学生のみ)22.7%   
○ 高等専門学校(男子学生のみ)93.9% ○ 専修学校(専門課程)40.2%      
平成23年度「大学等卒業予定者の就職内定状況調査」(厚生労働省)

かといってバブル世代のようのライバルが沢山いるという訳ではなくて、こういう事態が起きるくらいに少子化は進んでるんです。

学研と市進が資本提携 国内少子化で海外強化
塾から子供がいなくなって海外進出を始めちゃっています。

子供が減っているのに、減った若者にすら仕事がない。完全に供給過剰の状態です。
これは日本に限らずほぼ全世界の先進国に起こっている現象です。要は産業創成で雇用拡大すればいいわけですがこれは簡単には行かない。単純に考えられるのは発展途上の国に物を売るですよね。国内需要はどう考えても飽和状態から縮小に向っている訳ですから、否応なく工業品だけでなく、農業品も、サービスもどんどん出て行かざるを得ないと思うんですが、そうは考えない人も少なからずいる訳で....



なかなか難しいもんです。

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