2012年1月6日金曜日

スーパボウルがネットで見れる事の意味


史上初「スーパーボウル」のストリーミング放送決定 NFL


NFL(米プロフットボールリーグ)と提携先の米通信大手ベライゾン・ワイヤレスは20日、リーグ王者決定戦「スーパーボウル」を含むポストシーズンの試合の一部をストリーミング放送すると発表した。専用アプリを使えば、携帯端末でも試合を楽しむことができるようになる。(CNN) 

これはやっぱりすごい事だと思います。日本人にはあまりピンとこないのかもしれませんがスーパーボールとは全米で最も視聴率が高い番組(過去20年間で40%以下はなし)。出場チームが地元だと地域で80%越えもある。スポット料金は桁外れの$300万!CMは45秒や60秒など長尺も多く、この一回放送のために企業は相当な予算を投入する事でも有名です。ちなみに昨年度は過去最高の視聴率46%/5600万世帯。

視聴率が上がっても売り上げそのものが伸びていないという背景もあるとはいえ、過去最高を記録していながら、史上初のストリーミングに挑む所がアメリカらしい。視聴率も売り上げも上がっていない某国のメディアがかろうじて行っている戦略と比べるとその差は大きい。

*NFL.comで登録(年契約)すれば日本で見れるようです。(未確認)
http://ow.ly/8T67R



テレビ東京は24日、同局が放送するアニメーション3番組を、中国の大手動画配信サイトに即日配信すると発表した。12月1日から開始する。中国国内の業者と組んで正規の映像を流すことで、横行する違法映像を締め出すのが狙い。
 配信する番組は「NARUTO(ナルト)」「BLEACH(ブリーチ)」「SKET(スケット) DANCE(ダンス)」。さらに4~5作品を検討中という。中国大手の動画サイト「土豆」と提携し、中国語の字幕とCMを付け、日本での放送より1時間遅れで配信する。配信された番組は中国国内でだけ見ることができる。中国側がスポンサーから集める広告料を運営費にあてるため、視聴者は無料で番組を見られるという。(Asahi.com)
これ自体はすごくいいニュースだと思ってます。この流れが加速すればいいのに。でもこれは対国外向けなので国内ではまだまだでしょうね。アメリカではドラマ等もテレビで放送と同時にネットで配信したり、Ituneで購入できたりと行った下地が出来てますからね。もちろん野球中継なんかも盛んに行われています。
日本の大手テレビはかなりの部分を既得権益で成り立っています。地デジ化して否応無しにデジタル化しコンテンツ流通の多様化が進んでいく中で、今後どう変わっていくのかは興味深い所です。
”家政婦のミタ”をネットで見れてそこにCMを打てれば。。。

スーパーボールに関しては以前こんな事も書いています。


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