2012年12月17日月曜日

選挙後の私的まとめ

 結果に関して色々と思う所はあるけど、決まった事は受け入れて行くしかない。その中で出来る事をやって行く。政治家でない私に出来る事は自分の考えを発信し続ける事ですね。

 各党の獲得議席は自民294、民主57、維新54、公明31、みんな18、未来9、共産8、社民2、大地、国民新各1、無所属5。

自民圧勝、民主惨敗、維新躍進という結果になりました...
党の名前を書き込む比例で自民は伸びてないので、単純にアンチ自民の票が割れて散ったために自民が勝っちゃったようです...

 投票率は59%台前半で過去最低。年代別投票率ははまだ出てませんが、人口動態から見て母数が50歳上の半分しかない30歳以下は率が同じだとしてもそもそも届く声は半分。

一票の格差で行くと世田谷六区は0.45。なにはともあれ地方の老人圧勝のようです。
日本で一番大きな自治体で世帯別収入ランキングトップクラスの区の一票が0.45だと思うとちょっとどうなのと思う。
<1票の格差>2.425倍 2倍超は72選挙区(毎日新聞) - Y!ニュース


つまりだ、東京で狭い家に住んで満員電車に揺られて社畜やって経済廻す人二人の意見よりも、地方で広い家に住んでる60歳以上の年金生活老人一人の意見のほうが大きいという事です。改めて考えるとこれはこれで大問題だよなって選挙終わってから言ってるんじゃダメだオレも...選挙前からこの状態は意見であるという判決が裁判所より出ています。

党の名前を書き込む比例で自民は伸びてないので、単純にアンチ自民の票が割れて散ったために自民が勝っちゃったようです...。反対派の意見がまとまらなかったってことですね。こうなるとアメリカの二大政党制ってすぐれているように思える。もちろんそれはそれで問題もあるけど。勝つ事を主眼として強引にまとまって選挙には勝ったけど始まってからはバラバラになってしまったのが民主党だった。なんでもいいからまとまっておけば良かったって言うのはそれはそれでやっぱり違いますね。

ソーシャルってなに?美味しいの?ってレベルな人の方が全体のマジョリティーだってことをFBやらツイッターをやっているとすぐに忘れる...
今でも情報源としてはテレビと新聞最強!



選挙に関するつぶやきをまとめました。


あなたの一票の格差がわかります。
一人一票実現国民会議

ちなみに選挙特番は池上さんが一番面白かった。
切れ味が抜群すぎた『テレビ東京 池上彰の総選挙TV』
公明党に「創価の組織票ですね」、
未来の党に「負けそうな候補者の駆け込み寺」、
自民党に「自民が勝ったんじゃなくて民主が負けただけだと言われてますが」、
石原都知事に「そんなんだから暴走老人って言われるんですよ」


民主政治はなぜ衆愚政治になるのか #BLOGOS
しかし選挙のときだけ投票する民衆は結果に責任を負わないので、増税を拒否してバラマキ福祉を求める。こういう「民の声」が大きくなると、それに迎合する僭主が人気を得て実権をもつようになる。だから塩野氏が指摘するように、民衆の発言権が大きくなると政治は劣化するのだ。(本文より)
こういう考え方にうなずく自分と民衆のパワーを信じる自分。
自分がそもそも矛盾しているのに他人の矛盾なんて非難できん。
でも今回の結果とかをみると...


「投票率低調」報道の一方で、なぜか「投票所に今までにない行列ができている」という声が多数
少なくとも東京は都知事選と補欠議員選あるんじゃない。総務省の発表なのにマスコミの偏向報道とか。どうしても陰謀論にしたい人がいるんだな。


小学校の登下校路に選挙ポスターが貼ってあるのだが、都知事選に関して子供達の下馬評トップはあの方らしい。理由はイケメンだから。情報及び判断力が低い場合に外見は圧倒的なアドバンスを得るという良い事例です。何ごとも身だしなみからですね。

前の米大統領選(ブッシュvsケリー)の時に米の幼稚園と小一のクラスで同日に疑似選挙をやっていた。学校でも政治を語り、家でも話すきっかけになるし、何よりも選挙の意義も学べる。日本ってそう言う事はやってるのかな?

その時のケリーが国務長官をやるようです
オバマ大統領、次期国務長官にケリー氏を起用か 米テレビ


かつて大人は若者達にこの国を良くするために選挙に行けと言いました。
今回は多くの大人がこれから大変になるあなたの未来の為に行けと言っています。
ってことは少しは良くなってるともいえる。(?)
選挙に行かない男とは別れよう
知っているかい?若者があまりに投票しないから、国の支出は子ども:高齢者で1:11というひどい状態になっていることを。投票しない、ということはそういうことだ。



少なくとも27人が死亡という哀しい事件に寄せて思った事は”選挙に行こう”でした。
米国コネチカットで起きた哀しい事件...


それでも世界はまわっている
「完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。」
(村 上春樹:風の歌を聴け (講談社文庫)


「完璧な政治などといったものは存在しない。
完璧な国民が存在しないようにね。」

(筆者)




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