2012年12月26日水曜日

短い中にも敬語あり

昨日の誕生日にFacebookにてとんでもなくたくさんのおめでとうメッセージを頂きました。

メッセージをくれた皆様本当にありがとうございます。

クリスマス生まれに関する熱い思いと自分史をこちら語っています。是非ご一読を。
作文:クリスマスに生まれて

昨年も感じましたが、このお誕生日お知らせ機能はしみじみと良いですよね。
「おめでとうメッセージ」をわざわざメールで出すのってなんとも重たい感じがするので相当に近しい人出ないと出来ませんが、FBだと気軽にコメントが書ける感じがすごくいい。

書いている瞬間だけでも思い出してくれているって言うのはたとえ言葉のみでも嬉しいもんです。言葉すらなければそれこそ伝わりませんからね。なので私も気づく限りは出すようにしています。 もらってねーよって人はごめんなさい。気がつかなかっただけです。

基本的に承認は一度でもお会いした事のある人のみとさせていただいております。なのでリアルでは一度しか会ってないがFB上でやり取りが続いてる人というのがかなりおります。そう言う人達にもなるべく「オメデトウ」メッセージを送るようにしています。なんかそうするとすごく良く知っているような気分になれるんですよね。バーチャルって恐ろしい。最近はその辺の「会った気になれる」という怖さにも気づいたので定期的にオフ会風な事を開いたりするなどしてより良い関係を構築を目指しています。リアルで会うのが一番に決まってますからね。SNSはあくまでプラスを与えてくれているだけで「主」にはなり得ない。

70億人もいる中から(一度でも)出会えた時点で一つの縁。つながりを続けられたらいいなぁ〜との思いからです。考えてみれば昔はそこで終わってしまう事も多いでしょうから、不思議な時代に生きていますね。「一期一会」は好きな言葉の一つですが、あえてそこをふまえた上で「一会」が「次期」につながるって考えるともっと素敵な気がしています。





で、コメントをくれた方々にお礼を返していてふと思ったのが日本語の敬語感。
全てに「ありがとうございます。」っていうのも味気ないし堅苦しい。ので個人的に何パターンかに分けています。


「ありがとうございます。」
絶対的に目上、実年齢に関わらず仕事上のクライアント(年下の場合でも)、もしくはあまり良く知らない人。応用編としてハキハキした若者感(後輩感)を演出したい場合に「!」をつける場合もあります。
基本的に失礼があってはならない人。礼儀知らずだと思われると今後の諸事に支障をきたす可能性がある人にして使わせていただいております。


「アッザース」
年齢近い。仕事上での上下感がうすい。実年齢に関わらず若干目上感がある。
同年代か上で、仕事上もそれなりに付き合いもある、かといってあまり堅苦しい感じの仲にはなりたくない。ある程度距離を近づけても許してくれそうな人。基本的に仕事上の取引の有無に関わらず若干年上でも友人、もしくは友人になりたいか、はたまた友人ぶりたい人に対して使用。
ご存知のとおり部活敬語。外国人が使ってきたらかなりの上級者ですね。たまに「AZS」なんてのも見かけます。方言というよりローカル変化も沢山ありますね。元々敬語なので便利なため使用頻度は高い。


「ありがとう〜」
年下。学生時代の友人。もしくは仕事の付き合いが少なめか関係が遠い。
年齢的にも立場的にも私が上だからといって偉そうにするのもカッコ悪い。私は君を対等に見てあげる事の出来る度量の大きい、話の分かるお兄さん的立場になりたいという気持ちを表しています。「ありがとう」だと少し冷たいし、「ありがとう!」だと少し喜びすぎ、(当社比)なのでゆるーくのばしています。


仕分けはざっくりなのでかなり主観優先です。あまり実年齢にはこだわらないタチなので、仕事上の先輩(キャリアの長さ)であるか否か、オトナとして仕事上の取引の有無、また業界の慣例としてフリーランスの技術者に対して敬語(若手新人の場合は例外あり)、辺りがジャッジの基準ですかね。基本は全部敬語を使っとけばいいんでしょうが、それはそれでどうなの?とも思います。あ、私に対しては「○X○X」じゃないのね、とかは思わないで下さいね。あくまでもざっくりですから。たまにしか絵文字を使わないのですが、その使用具合とも似たモノがあるかもしれません。

付記:私がいる業界は言葉使いがいろいろとざっくりで、ここで述べているのはあくまで私個人の使用例です。一般社会にて上記が通用するかどうかには一切の責任は持ちません。むしろ通用しない事の方が多いでしょう。参考にするかどうかは自己責任でお願いします。




敬語の使用で未だ微妙に困るのが弟と仕事する時です。特に映画「漫才ギャング」の撮影にメイキングチームとして参加した時は本当にやりづらかった。映画の現場で監督とは王様みたいな存在なので全スタッフから当然のように敬語です。さすがにその空気の中で兄貴風をふかせるのもなんですから。メールなどで制作サイドとして監督に質問したい時も通常の兄弟間のやり取りで良いのか躊躇します。やはりそこは公私分けるべきとも思い、最近は仕事メールとプライベートのメールで使い分けています。




学生時代の友人との仕事メールも一瞬悩みますよね。仕事を通じて知り合うか、学校やプライベートを通じて知り合うかでその人に対する距離感が微妙に違うって考えると面白い。

宇宙兄弟でムッタがヒビトに手紙を書く時に敬語で始めて、書き直す場面がありましたが、しみじみと納得しました。



お誕生日に「おめでとう」って書く時に、本当は気の効いた一言を付け足したりできればいいとは思うのですが、そうそう都合良くは浮かんでこない。けれども「おめでとうございます」「おめでとう」「おめ」でどれにするか悩むその数秒間、その人の事を考える。それだけでもこういうメッセージのやり取りっていいですよね。

改めてメッセージをくれた皆様本当にありがとうございます。

0 件のコメント:

コメントを投稿