2014年7月28日月曜日

脱出するならどこ?

集団的自衛権の影響 英語教育、パスポート用意する母親も
〈AERA〉-朝日新聞出版|dot.(ドット)

日本がヤバいから脱出とか、
海外に住もうとか、
こういう煽り記事を見ていつも思うのは、
そういうあなたは『一体どこに行くの?』

年収五億以上スーパーリッチならそれなりに方法があるけど、
そうでないなら、英語力以前にビザとか帰化の問題が山のようにある。
日本語べらべらの中国人が中国やばいから日本に住むって言ってるのと
同じくらいに乗り越えるべきハードルは山積みなんですよ。

そもそも海外なんて貧困にあえでるか戦争従事国かどちらかですよ。

ここじゃないどこかすばらしい場所があると思ってる時点で
どこへ行っても同じだよ、、、

個人が気分でしゃべってるくらいならいいけど、
それなりに権威のある雑誌がこうやって記事にしてるの
見るとどうにもやるせなくなるね。

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と書いたところFBでの反響が大きかったので、

少しまとめてみます。


集団的自衛権の是非をここで書く事はしません。
(長くなるし上手く書ける自信も無い)


ただ文脈が集団的自衛権のせいで子供の将来が不安だから、
海外へ脱出とあるので
「いったいどこへ?」
となるのです。


それでいくと、集団的自衛権を行使しませんと明言している国は、

中立国家を名乗るスイスとコスタリカくらいしか無いのでは?

スイスは徴兵制度とヨーロッパ随一の軍隊といつでもゲリラ戦ができるように各家庭に一丁づつのマシンガンと実弾があります。


今から5年程前、当時在米生活も15年をこえて家庭もあった私は、

戦争ばかりしているアメリカに嫌気がさして
本気で移住を考えていろいろ調べていました。

当時考えていた条件は

*移民を受け入れている

じゃないといけない。
英欧はこの時点でかなりハードルが高いです。

*仕事がある

数億円の資産がある訳でもないので。
第三国に行くと現地通貨での収入は当てにならないので

対日本、対アメリカでかせげる事を考えざるを得ない。

*教育レベルがそれなりに高い

子供がいるので。
南の島々は大体ここで落ちる。

*できれば戦争をしていない国
アメリカに住みながらアメリカ嫌いになっていたので、
できれば徴兵制の無い国がいいなと思っていました。



戦争に巻き込まれる可能性が低めで他の条件を満たしている
カナダ、ニュージランドあたりもいいですが、

一番惹かれたのはなんといってもコスタリカ!

コスタリカは国土の80%を世界遺産が占め世界で唯一の非武装中立国家です。
資源も産業も無いため国家の成り立ちはほぼ観光一択。
人口は愛媛県と同じくらいの440万ちょっとで、
南米ではまともなほうですが、治安はわるく、20万人ほどが麻薬中毒です。


今はわかりませんが、5年くらい前に移住を企んだ時は
コスタリカの銀行口座に
1000万ほど貯金すれば居住権をもらえます。
非武装であまった軍事費を教育費にぶち込むと言う南米らしからぬ教育天国な

施政にも魅力を感じました。

老後は個人経営でロハスでオーガニックな空間を演出した高級リゾートブティックホテルでも経営してIT系/金融系 のアメリカ人や南米の麻薬王の奥様連中からドルを巻き上げて生きて行こうかと
とうっすら思っています。日本からは遠すぎるので日本人はあまり来ないでしょう。

コスタリカでも非常時の徴兵制はあります
。考えてみれば当たり前で、
攻め込まれても戦いませんと言う宣言をする意味が無いので。


なので、集団的自衛権とそれにともなう徴兵や武装化が怖いという事
であれば移住先はコスタリカのみです。

コスタリカはなぜか日本ではまったく取り上げられていません。
こんなにすばらしい国なのに!


他にどっかあるのかなぁ?

知ってる人がいたら僕が聞きたい。

あ、ケイマン諸島とかもいいですよねwww


子供の教育を無視して、それなりに移動しながらでも稼げる人であれば、
定期的に日本やアメリカなどの通貨の強い国で出稼ぎして、
その金で物価の安い国で暮らせばいいので、
シンガポールでもインドネシアでも南の国でも好きなところに住めばいいと思います。
実際にアメリカにはそう言う人も多いです。

でもそれができるのも物価が高い国のパスポートと就労権があるからこそなせる技なので自分の出自に感謝です。


それでも私が今現在日本に住んでいるのは、
心のどこかで自分だけよければいいんだろうか?

と言う思いが少しだけあるからです。
これはかつて無かった心情です。

その辺の事はいずれまた改めて、、、


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