先頃一緒に仕事をした22歳のイケメン監督Caleb Slainのおはなし。
脚本だけで$1250+レッド二台を集めて8分のショートフィルムを作成。その作品は各地で賞を総なめにします。若手の登竜門であるナショナルフィルムフェスティバル、シネユースの他にもデトロイトインディペンデントなど、受賞とノミネートを併せて10個以上のフィルムフェスティバルに参加。
作成時監督のCalebは当時19歳、DP、プロデューサー、音楽、編集など
キークルーはすべて23歳以下!
脚本だけで$1250+レッド二台を集めて8分のショートフィルムを作成。その作品は各地で賞を総なめにします。若手の登竜門であるナショナルフィルムフェスティバル、シネユースの他にもデトロイトインディペンデントなど、受賞とノミネートを併せて10個以上のフィルムフェスティバルに参加。
作成時監督のCalebは当時19歳、DP、プロデューサー、音楽、編集など
キークルーはすべて23歳以下!
Lost & Found Shop
https://vimeo.com/12672083
The Lost & Found Shop from Caleb Slain on Vimeo.
これによって世に見いだされた彼は現在22歳でマイクロソフト"Suraface"を含むCMをすでに10本以上撮っています。
http://calebslain.com/
広告の例に漏れず今回もかなりクライアントと制作サイドの意向がずれ始めカオス化しているのですが、2/3を撮り終えている状態にも関わらずスクリプト(脚本)を書き換えてクライアントを説得しています。今まで同様の状況下で多くの監督が投げ出したりくさってしまうような局面でもまったくめげず、前向きに動いてる姿は感動すら覚えます。しかも優秀。
超イケメン、オシャレ、田舎のゲットー出身、9人兄弟の3番目、LAやNYには住まず地元住まい、牛を食べない、プロテスタント、なかなか素敵なキーワードが揃ってます。
彼自身にも驚きですが、彼にチャンスを与え、クライアントを説き伏せたプロデューサーもすごいと思います。才能を開花させるプロデューサーの存在こそがアメリカの底力だとおもう。
Lost &Found Shop http://t.co/KhTqopbU はそもそも面白い。フィルムスクールにもいかず、片田舎でこのクオリティーを19歳で撮ってネットで公開して仕事を取ってしまう。学閥もコネもキャリアも地の利も全て無視していきなり超えてこのレベル。
考えてみればスゴイ時代です。でもクリエィテブって本来そう言うもんですよね。もちろん一部の天才の手法ですから凡人は大人しく村上隆が言うように当たり前の事を徹底的に繰り返す。逆説的ですがどちらかしかないんでしょうね...。
一番ダメなのはそう言う系の学校へ行ったから仕事があると思ってしまう事。エンターティンメント全体に言えることですが、そもそも”仕事”として選ぶんだったらやめた方がいい。好きで好きでしょうがなくて、更に努力もして、コネもあって、運もあって、それでも一生続けられるかどうかわからない。そう言う世界です。
更には成功してもあった事のない誰かから批評され素人からも罵倒される。勝手に好かれて勝手に嫌われて。エンターテーメントかアートとかっていうのはそんな世界。もちろんお金の保証もありません。人生設計を考えるなら公務員が最高です!
今回一緒に仕事をしたMicrosoftのWEB CMです。
これを見てプロアマ問わず俺だってきっかけとチャンスがあればこれくらい撮れるよって思っちゃう人は多いですよね。大体においてそう言う人に限って基本的にはなんのアクションも起こしていない。若くして学歴もコネもなくてきっかけとチャンスをつかむことは今のように機材が安くなり簡単にネットで公開したり世界中のフィルムフェスティバルに応募できる時代においてはそこまで難しい話ではないんです。結局スタート台に立っていない、立とうとしない怠け者です。もしくは別にそこまでを求めてないんじゃないのってことです。
日本でも映像はともかく漫画や映画では若手にチャンスを与えて来てるんですから、才能のある人が伸びる下地はありますよね。もしくは海外の芸術祭やフィルムフェスティバルにドンドン応募してみましょう。奮起した方は是非トライしてみて下さい。
以下、参考までに彼の受賞履歴をあげておきます。
NATIONAL FILM FEST FOR TALENTED YOUTH (NFFTY) 2011
Best Short Film
Audience Award Opening Night
Most Promising Storyteller Scholarship
CINEYOUTH FF 2011
Best Short Film
DETROIT INDEPENDENT FF 2010
Best Director
Best Supporting Actress
BLUE WATER FF 2010
Best Director
Best Screenplay
Best Cinematography
ノミネートもしくは招待作品としての上映
Chicago Int'l FF 2011
West Chester FF - 2011
East Lansing FF 2010
Grand Rapids FF 2010
Waterfront FF 2010
Detroit Windsor International FF 2010The Doorpost Film Project 2010 (Top 20 Finalist)
https://vimeo.com/12672083
The Lost & Found Shop from Caleb Slain on Vimeo.
これによって世に見いだされた彼は現在22歳でマイクロソフト"Suraface"を含むCMをすでに10本以上撮っています。
http://calebslain.com/
広告の例に漏れず今回もかなりクライアントと制作サイドの意向がずれ始めカオス化しているのですが、2/3を撮り終えている状態にも関わらずスクリプト(脚本)を書き換えてクライアントを説得しています。今まで同様の状況下で多くの監督が投げ出したりくさってしまうような局面でもまったくめげず、前向きに動いてる姿は感動すら覚えます。しかも優秀。
超イケメン、オシャレ、田舎のゲットー出身、9人兄弟の3番目、LAやNYには住まず地元住まい、牛を食べない、プロテスタント、なかなか素敵なキーワードが揃ってます。
彼自身にも驚きですが、彼にチャンスを与え、クライアントを説き伏せたプロデューサーもすごいと思います。才能を開花させるプロデューサーの存在こそがアメリカの底力だとおもう。
Lost &Found Shop http://t.co/KhTqopbU はそもそも面白い。フィルムスクールにもいかず、片田舎でこのクオリティーを19歳で撮ってネットで公開して仕事を取ってしまう。学閥もコネもキャリアも地の利も全て無視していきなり超えてこのレベル。
考えてみればスゴイ時代です。でもクリエィテブって本来そう言うもんですよね。もちろん一部の天才の手法ですから凡人は大人しく村上隆が言うように当たり前の事を徹底的に繰り返す。逆説的ですがどちらかしかないんでしょうね...。
一番ダメなのはそう言う系の学校へ行ったから仕事があると思ってしまう事。エンターティンメント全体に言えることですが、そもそも”仕事”として選ぶんだったらやめた方がいい。好きで好きでしょうがなくて、更に努力もして、コネもあって、運もあって、それでも一生続けられるかどうかわからない。そう言う世界です。
更には成功してもあった事のない誰かから批評され素人からも罵倒される。勝手に好かれて勝手に嫌われて。エンターテーメントかアートとかっていうのはそんな世界。もちろんお金の保証もありません。人生設計を考えるなら公務員が最高です!
今回一緒に仕事をしたMicrosoftのWEB CMです。
”Windows 8: The World is Read”
これを見てプロアマ問わず俺だってきっかけとチャンスがあればこれくらい撮れるよって思っちゃう人は多いですよね。大体においてそう言う人に限って基本的にはなんのアクションも起こしていない。若くして学歴もコネもなくてきっかけとチャンスをつかむことは今のように機材が安くなり簡単にネットで公開したり世界中のフィルムフェスティバルに応募できる時代においてはそこまで難しい話ではないんです。結局スタート台に立っていない、立とうとしない怠け者です。もしくは別にそこまでを求めてないんじゃないのってことです。
日本でも映像はともかく漫画や映画では若手にチャンスを与えて来てるんですから、才能のある人が伸びる下地はありますよね。もしくは海外の芸術祭やフィルムフェスティバルにドンドン応募してみましょう。奮起した方は是非トライしてみて下さい。
以下、参考までに彼の受賞履歴をあげておきます。
NATIONAL FILM FEST FOR TALENTED YOUTH (NFFTY) 2011
Best Short Film
Audience Award Opening Night
Most Promising Storyteller Scholarship
CINEYOUTH FF 2011
Best Short Film
DETROIT INDEPENDENT FF 2010
Best Director
Best Supporting Actress
BLUE WATER FF 2010
Best Director
Best Screenplay
Best Cinematography
ノミネートもしくは招待作品としての上映
Chicago Int'l FF 2011
West Chester FF - 2011
East Lansing FF 2010
Grand Rapids FF 2010
Waterfront FF 2010
Detroit Windsor International FF 2010The Doorpost Film Project 2010 (Top 20 Finalist)
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