2011年12月26日月曜日

サイエンス誌の科学10大成果2011

こういうのを見ると日本が科学で世界に貢献してる部分が沢山ある事を知って単純に嬉しくなりますね。それにしても興味深い話しばかりだな。

*サイエンス誌の科学10大成果

1位はHIV治療薬の効果 :

”抗レトロウイルス薬療法(ART)でパートナーへのHIV感染リスクを96%減らせることを示した臨床試験 ”(本文)

 96%減ってほとんどゼロですもんね。

日本からはこの二つ。

-- 小惑星探査機「はやぶさ」が小惑星イトカワから持ち帰った微粒子の分析で、太陽風が小惑星を変色させることが分かった。

--日本の研究チームが、植物が光合成で水を水素と酸素に分解する際に使用するたんぱく質(光化学系II複合体)の詳細な構造を解明した。この構造を用いれば、クリーンエネルギー分野が飛躍的に進歩する可能性がある。

「はやぶさ」はやっぱり嬉しいニュースですよね。もう一つも原発問題で揺れる今、日本が先端を走っている事を感じさせるいいニュースです。

 

さて、個人的に気になったのがこれです。

-- 2010年に発表されたヨーロッパ人とアジア人がDNAの2~6%をネアンデルタール人から受け継いでいるとの研究成果に引き続き、ネアンデルタール人と の性交渉が現生人類の免疫機能を高めたことが新分析で分かった。また、道具を器用に作っていた「セディバ猿人(アウストラロピテクス・セディバ、 Australopithecus sediba)」は人類の直系の祖先なのかという新たな疑問が提示された。
人類の免疫系を強くしたのは、ネアンデルタール人らとの性交渉

  最近初期人類に関する研究は日進月歩で進んでおり、次々と定説が覆されて、とても面白いものになってきます。上記のニュースが出た時にこんブログまで書いたことがあります。人類の進化

”DNAパターンが複雑化し、個体ごとの多様性が高くなり結果として種として強い。

暑がり、寒がりとか、筋肉質とか、小さいとか、大きいとか、風を引きやすいとか、アレルギー持ちだったりとか、いろんな人がいるから人間は他種を圧倒していると考え
強引ですかね...”
 
 
科学立国日本を目指して欲しいものです。


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