2012年7月1日日曜日

ルイ・ヴィトン・ガンダム、マリオ浮世絵、水彩画ブレードランナー、そしてジブリ飲み会、、、

最近ネットで出回っている有名作品を使ったルイ・ヴィトン・ガンダム、マリオ浮世絵、水彩画ブレードランナー、これらは海外のアーティストが個人の作品として発表しているものでもちろん商業ベースではありません。現時点では無償で行って発表しているのですから基本は著作権には抵触しないでしょう。でもこれらが美術品として買いたいという人が現れたり、オークションに出たり、注文が入ったりした場合はどうなんでしょうね。

先日著作権に詳しい弁護士の方とお会いした時にこの素朴な疑問をぶつけてみました。日本国内の場合は個人の趣味で行っていたことの延長上で売買が成立すれば1〜2回まではOKとのことでした。でも注文を受けてしまったりするのはNGです。海外は表現の自由への解釈が広いためほぼ問題にならないだろうとの事でした。原作に新しい表現方法によって違った価値を与えていると判断されれば全く問題にならないそうです。ルイヴィトンは微妙ですが、マリオとブレードランナーは問題なさそうですね。
*マリオは8月から売るようですが、その辺はどうなってるのか気になる所です。制作者は米国人で制作地が日本(在日英国人)なので裁判とかはどこになるんでしょうね。

以前ジブリ飲み会を本ブログジブリ飲み会について考えるでも取り上げましたが、これはほぼアウトだそうです。ファンとしては楽しいですが、公に公開する事も基本的にはダメだそうです。

追記:本ブログを上記の先生が読んで下さりお言葉を頂きました。
”著作権の方は無償であってもダメなんです。なので、ガンダムの著作権者からはルイ・ヴィトンガンダムはダメという可能性があります。ルイ・ヴィトンの方は、著作権ではなく、商標権の問題なので、「業として」でなければ問題がないということで1、2回こっきりなら大丈夫だろう、ということなのですね(著作権は、違法となる程度が商標権より幅広いから、あんまり厳しくしてはいけないのではないかかなーと思ったりしています)。”


商標と著作権二つ別々の権利として考えなければいけなかった訳ですね。

たまに思うのはそもそもこうやってブログで取り上げてる事も良いのかなと思うことがあります。私なんて全く稼いでないのでアレですが、ブログでそれなりに収入をえている人の場合とかね...。そんなもん追っていたらきりがないし、結果として作品の普及に役立っている場合もあるので本当に判断が難しいですよね。

[ルイヴィトンガンダム]
制作者のサイト:Gundam Guy
Rocket News:海外のガンプラマスターが作った「ルイ・ヴィトン ガンダム」の完成度がハンパない / なんか悔しいけどめちゃめちゃカッコイイぞ!! 



機動戦士ガンダム Blu-ray メモリアルボックス


[マリオ浮世絵]
色々なゲームキャラを浮世絵で描かれています。
制作者のサイト:Jed Henry
サイトを見ると木版画でちゃんと作っています!
本人ブログによれば木版画職人は東京在住の方でなんと8/1から発売を始めるそうです。
これは許可とかどうなってるんだろう。二次使用バリバリだよな。
Rocket News:海外アーティストが描いた浮世絵風ゲームキャラが激カッコイイ!! / スーパーマリオ、ロックマン、ゼルダの伝説など
【新作】日本のゲームを浮世絵にするこうなる2chまとめサイト2


New スーパーマリオブラザーズ 2


3285枚の水彩画で書かれたブレードランナー。
すごいっす。これに関してはあまり情報がありません。



色々と非常に難しい問題だとは思いますが、私個人の考えとしては人類の財産という考えもあるので一定期間を置いた後での二次使用は認めていく方向が正しいと思っています。作者への敬意はあってほしいとは思っていますが、権利を主張しすぎるのもいかがなもんでしょうか。ましてや業界団体とか...
ブレードランナー ファイナル・カット (2枚組) [Blu-ray]


ジブリ飲み会に関してはこちらで書いてます。

ジブリ飲み会について考える



ひょっとしてこうやってブログに挙げて流布した時点でアウト???
追記:
エイズ撲滅キャンペーン用に使いたいという事でこんなものも作られています。
売りたいと問い合わせたら却下されたそうですが...

ルイ・ヴィトンの法則―最強のブランド戦略


*注意:法律に関して私個は全くの素人です。あくまでも耳学問です。参考にしないでください。

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