オモシロ!と思ったけど、
日本勢がテストを受けてないことに気づくと...
やっぱかなしい。
シャープ、時価総額に映る劣勢 サムスンの28分の1
シャープの株式時価総額は27日時点で5497億円(約66億ドル)と、韓国サムスン電子の28分の1。パナソニックとソニーを加えた家電3社でもサムスンの3割弱と、日本勢の株式市場での評価はアジア企業に大きく見劣りする。抜粋:日経新聞2012/3/28
サムスン電子(韓国) | 1,857 |
---|---|
台湾積体電路製造(台湾) | 750 |
鴻海精密工業(台湾) | 389 |
パナソニック | 229 |
ソ ニ ー | 211 |
SKハイニックス(旧ハイニックス半導体) (韓国) | 185 |
LG電子(韓国) | 123 |
シャープ | 66 |
抜粋:日経新聞2012/3/28
日経のこの記事は三月なので日本勢は更に株価は下がっているので時価総額ももっと低いです。サムスンも敗訴で下がっていますが...アップルの時価総額50兆円。ソニー1兆円割れ、任天堂
そして日本に住んでいると気づきにくい側面がこれです。
サムスンは、アップルと互角に戦った「けっこうすごい会社」@Newsweek_JAPAN
携帯電話以外の製品も同じだ。量販店の店頭では冷蔵庫や洗濯機などの家電やテレビ、デジカメ、コンピュータ、オフィス製品とどんどん売り場を広げていっ た。その間、サムスンのアメリカ担当マーケティング部のトップを務めていた韓国人は、インテルに引き抜かれた。日本メーカーの窮状が本格的に伝えられ始め た数年前からは、売り場で日本メーカー製を見つけるのは難しくなり、すぐ目立つ場所にはサムスン製品が並ぶという図式がはっきりしてきた。抜粋:瀧口範子2012/08/ ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
1993年から2010年までLAにいた私はこの激変を目の当たりにしています。高額にも関わらず人気を集めていたソニーを始めとした日本の家電が徐々にサムスンやLGに浸食され2005年頃にはすでに廉価という印象はなくなり日本製品と同等になっていました。それ以降は日本メーカは次々と撤退し唯一残ったソニーですが、今ではそれすらも危うい状態となっています。
折しも、サムスンは敗訴した翌日に、今度はWindows Phone8搭載のスマートフォンやWindows RT搭載のタブレットを発表した。アンドロイドOSだけに頼らず、裾野を広げる戦略だ。訴訟の対象になった製品も、すばやく改訂を加えているという。決し て、ただの「負け」だけには終わらなさそうだ。抜粋:瀧口範子2012/08/ ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
そしてこのしぶとさこそが韓国メーカーの強さだと思う。
リーマンショックでGMがヤバい時に陳情団がヘリで行って何じゃっそりゃってなってました。日本の車メーカーのひとなんてとんでもないくらいに自社の車を愛してます。あまりのこだわりっぷりに仕事N社にいって感動してN社の車を買ってしまったのは何を隠そうこの私です。もの作りとはかくあるべき。日本の車メーカが北米を始めとした世界マーケットで韓国勢に追い上げられながらも奮戦している所を見れば日本にもまだまだ勝機はあると思うのですがどうなんでしょうね...
この記事読んでなんか数年前のGMの記事にデジャブしちゃいました。GMは復活してないけど...
*NEWSポストセブン|シャープ勤務30代「一生安泰といわれたのに人生設計狂った」
縮小が発表された栃木工場に勤務する30代後半のAさんは深い溜め息をついた。
「地元ではシャープに入れば一生安泰だといわれてきた。描いていた人生設計が完全に狂ってしまいました。
工場では約1600人の従業員のうち、AV事業に携わる1500人から希望退職者を募ると聞いています。地元で採用された人間全員がリストラ対象 ということらしい。子供はまだ小学生でこれからもっと教育費がかかる。この田舎に再就職先なんてないのに、どうしたらいいのか……」
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