2012年9月26日水曜日

就職するならどっち?フランス外人部隊VS自衛隊

フランス外人部隊が日本語のサイトを作りました。

新たな人生のための新た なチャンス
いかなる出身、宗教、国籍、資格の有無、学歴、家族構成、あるいは、職種にせよ、外人部隊はあなたに新たな人生のための新たなチャンスを提供します。
http://www.legion-recrute.com/jp/?SM=0


健康な日本人であればまずは外人部隊の前に自衛隊を考えるはず。
という訳で色々比較検証してみます。


自衛官は待遇は最も敷居の低い一般曹候補生を参考にしています。

外人部隊:

初任給・・・1043€ユーロ (所属部隊による変動あり) 基本給(降下手当、海外県勤務手当、海外居住手当てを含むこれらの手当てにその他の手当てが加算されます。)
賞与・・・多分ない
昇給・・・階級が上がるごと
勤務地・・・フランス本国はもちろん、海外県と領土(ギアナ、ニューカレドニア、マイヨット、レユニオン、アンティレス.....)
休日等・・・土日を除く45日 = 9週間保険・・・不明
特典・・・ニセの身分取得可能、フランス国籍取得可能 *質問を参照


自衛隊:
初任給・・・159,500円(平成23年4月1日現在)
賞与・・・年2回(6月、12月)昇給・・・年1回
勤務地・・・各都道府県の駐屯地又は基地など
勤務時間・・・8:15~17:00(勤務地により異なります。)
休日等・・・週休2日制、祝日、年末年始・夏季特別休暇、年次有給休暇(年間24日)など
保険・・・団体生命保険、生命共済、団体傷害保険、火災保険など


最前線で銃をぶっ放したい方や、ニセの身分が欲しい人、いずれはユーロへ移住したい人、冒険の日々を送りたい人、

外人部隊の仲間達に加わると冒険の日々を必ず体験できます、フランス本国はもちろん、海外県と領土(ギアナ、ニューカレドニア、マイヨット、レユニオン、アンティレス.....)あるいわ海外派遣など。(原文ママ)

上記に当てはまる方は外人部隊を目指して下さい。それ以外の方は素直に自衛隊の方が条件は良さそうです。

せっかくですから米軍(陸軍)も調べてみました。
初任給は$17,892年(月$1491)です。休日は土日祝祭日+30日。米国民以外でも合法的居住者であれば誰でも入れますが、一定の階級にはなるためには市民権が必要です。
米国陸軍の募集専用HP”http://www.goarmy.com/”は非常に良くできていて親向けのQ&Aまで充実しています。むしろそこに寒気を覚えますが...
日本もその辺を真似しているのか、親の声なんかも載せていますが、とても空ぞらしい...。

いずれにせよ円高のせいもありますが給料はダントツで自衛隊ですね。年二回の賞与も含めると世界ではダントツに高額です。また、危険度も外人部隊や米軍に比べたら遥かに低いと言える。

また、 FBで007でおなじみのMi6が新聞で募集とありましたが基本イギリス人しかなれないようです。そもそも軍隊ではなくて諜報部員ですから当たり前ですね。
SIS Mi6

ちなみに私は徹底した平和主義者で心の底より戦争を憎んでおり、あらゆる種類の武力行為は正当化されるべきではないと思っております。しかしながら我々愚かな人間同士の抑止力としての武力は哀しいながらも認めております。全ての人類が本当に武器を捨てる日がいつかは来ると信じていますが、残念ながらまだまだその到来は遠そうです。

最近立て続けにおこっている領土問題で日本国内ではナショナリズムが高揚して、平和ボケから目覚めつつある。それはそれでとてもいい事だと思う反面、あまりタカ派に行き過ぎる事は非常に危険だと思う。かつて日本が国連を脱退した時に軍部やマスコミもそうだが国民そのものが拍手喝采を送り、その結果戦争に邁進した。今回も元々領土問題に弱腰だった政府へはどちらかといえば不満気味な空気だったはず。それを竹島、尖閣と勢いで突き進んだ。これは野田と官僚の勇み足名部分もあると思うしそしてそれは国民の空気を読んだ結果でもあったと思う。そしてここに来て思った以上に波紋が広がりちょっと困惑している。イマココ。でしょうか。

もちろんいままでほったらかしになっていた九条改正や日米安保等をあらためて議論するべき良いチャン スだとは思いますが、気をつけなければ幼稚ながらも一見勇ましく聞こえるような意見に流れないようにしなければ行けないと時とも思えます。

なにがあっても愚かな過ちを繰り返す事は絶対に避けなければ行けません。両国の9割以上の国民が戦う事など望んではいないのですから。 






0 件のコメント:

コメントを投稿