2014年4月19日土曜日

少数精鋭とみんなで我慢

今日のコピペ:相変わらず為末さんカッコいいです

RT @daijapan: リーマンショックの後、売り上げが落ちて全員の給与を
何割か引き下げてしのいだ日本企業があったらしい。
社員の数を2分の1に減らして、優秀な社員の給与を上げた
外資系企業があったらしい。前者はとても美しい。
でも後者の方が立ち直りも早かった。


結局ほとんどの議論がここに集約されているような。
今までの日本は圧倒的に前者が多かった(という事になっている)けど
後者が増えて来たから情けが無いとか、弱者切り捨てとか、、、

私は基本的にどちらも正しいと思っていて、
それは選択の問題だと思うんです。
個人が自分にあった方の会社に入ればよいわけで、、、

ただまぁ情報の伝達速度が上がるにつられて
社会の変革速度も上がった現代においては、
1/2に減らしてじっくり回復を待っていられないという場合
も多々出てくる訳で、、、

特に企業の視点にたてば、国内だけをみれば
前者だけでも成立するけど
国外と渡り合って行くには後者も必要になってくる。

ましてや国家戦略的なこととなれば
おのずとのんびりしていられない部分もあるんですよね。
いわゆる国際競争力って奴です。

とはいえ最適化行動ばかりを取っていると小さな変化には強くとも
大きな変革期が来た時にはやはり粘りが弱くなる。

200年以上続いた企業のほとんどが日本にしかないという事実を
みればそれはよくわかる。


ちょっと違いますが、ホリエモンがこんな話をしていて少しオモシロかったです。






結局どちらでも選べる日本って凄いなとも思う。


*ちなみにこの時の為末大さんの一連のつぶやきは幸せについてでこういった企業論的な話ではないです。もちろんそれはそれでとっても深いいい話です。

おはようございます。今日は【みんな我慢しているんだ】について

日本社会のおそらく特徴で、私が思うには長所は、それぞれの人が自分の責任の範疇を拡大させて、自分だけの為ではなく全体の為にという観点を持って行動する事だと思う。それが震災直後のパニックを不正だし、社会秩序を保つ事を支えていると思う。

自分だけのためではなく社会の事も考えている人の割合が多い。そして他の人もそう考えているだろうという人の割合は多い。更には、自分の事よりも社会の事を考えて動くべきだと考えている人の割合も多い。そして最後の空気がかなり今の流れと対立する。

例えば教員が入学式を休む事は、労働者を守る為の法律ではたぶん許される。でも、法律よりも大事なものがあるじゃないかと考える人が結構いる。女性が子育 ての為に、定時で帰ろうとする。会社は法律を守らざるを得ない。でも、空気はみんな苦しいのにあの人だけとなって居心地は悪い。

リーマンショックの後、売り上げが落ちて全員の給与を何割か引き下げてしのいだ日本企業があったらしい。社員の数を2分の1に減らして、優秀な社員の給与を上げた外資系企業があったらしい。前者はとても美しい。でも後者の方が立ち直りも早かった。

日本人は幸福度が低いとよく聞くけれど、突き詰めると幸福だと言うのが憚られる空気がある事が大きいように思う。昔幸せだなと発言した時に、苦しい人がいる時になんてやつだと言われた事がある。私達は同じでなければならないと言われ育ってきた。

【終わり】私達は幸せになろうと言いながら、幸せになった人を許さない。みんな同じくらい幸せでなければならないから。そしてそれが社会秩序を保っている。私達は私達の為にではなく、社会の安定の為に生きている。






0 件のコメント:

コメントを投稿