2014年4月2日水曜日

今日のコピペ:労働の対価

今日のコピペ:
為末大さんです。

RT @daijapan: 私達は努力を量で計るという文化に生きている。何時間やったのか、何ページやったのかという事が評価になる。同じ効果を短い時間で出せるようになればより労力は少なく済むけれどそれがあまり評価されない。効率をよくする癖がつかない。

○○日かかりましたとか、寝ないでやったんですとか、って言われる事がありますが、結果が伴わなければゼロなんですけどね。

とはいえ時間そのものが評価の対象になるものもある。例えば浮気調査。絶対浮気しています調べてください。一週間はりついて浮気の証拠がつかめなかったとして成果がともなわないので払わないと言ったらどうなるだろう。

私は元々の職業がコーディネーターであることから様々な依頼や相談を受ける。

「どこどこでなになにをしたい」とか
「なになにをしている人を探してください」とか

そういった依頼のおかげで数々の国内外の撮影もそうだが、
本物のインディアンにジュエリーを作らせた「WHITE BUFFALOW」や
アメリカで無名のキングコングの西野君がNYで個展を開く
嫌われ西野、ニューヨークへ行く」など沢山のオモシロい仕事に携わる事ができました。

でも、依頼を受けた時点では確約できる事でもないので、
「動いてみないとわからないので結果が伴わなくても動いた分だけは頂きますよ」
と伝えるのだが、まったく通じない人がいるから驚く。
もっといえば最初からその辺を曖昧にしてくる人も多い。

最終的に色々な事情で形にならない場合も良くありますが、その場合に揉める事もけして少なくない。

ある程度、定量化され形式化された作業の場合と創造性や独創性を求められる仕事の場合とを混同している/もしくは確信的に使い分けている人とのやり取りは限りなく不毛だ、、、

なぜなら実際の作業とは直接の関係がないからだ、、、

まさに時間を返せです。

ただそういう「もやっとした状態」から相談をもらわないと始まらない事も多いのではっきりしてから来てくださいと言う訳にも行かないのが辛いところだ。

たまに必要な事を言ってくれればやりますからって言う人がいるけど、そんなに割り切れる仕事ばかりじゃない事も事実で、それこそがまさに創造性や独創性を求められる仕事だったりもする。

私の場合は自分がそれを創るわけではなくてできる人とマッチングしてるだけではありますが、、、


なにはともあれ派手さはあっても意外と儲けにくい仕事ですよという愚痴でした。

トボガン

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