2012年2月10日金曜日

なんでいまさらな運動会の話し


ちょっと古い話になってしまいますが、昨年10月に息子の運動会へ行ってきました。
久々の日本の運動会で色々と気になったのでまとめてみました。
ちなみに少子化しているこの地域では全学年でこれしかいません。


優勝旗
そもそも赤と白しかないのに優勝って言葉も変じゃないですかね。

スローガン
こういうの好きですよね。日本っぽいなと思ったけど、先日スタンフォード大学の授業をテレビでやっていてランダムで作ったチームにチームエールを考えさせるというのがあったので、意外とそうでもないかも。
でもやっぱり日本人の標語好きはスゴイと思う。
”せまい日本そんなに急いでどこへ行く”

エールの交換
敵に塩を送るとか大好きだよね。

応援団の振り付け
いまだに三三七拍子とかやっているのはやっぱり不思議だ。
扇子と笛とたすき掛け、もはや伝統芸能の域に達している。

8人しかいないの高倍率
息子の小学校は過疎化のあおりをもろに受けていて男女併せて
14人しかいないのにほぼ全員が応援団をやりたがるので
なかなか団員にはなれないらしい。



フレー
これって英語なんですよね。でも英語で応援する時には
あまり使っているのを聴いた事がない。

赤組のうた?
ちゃんとチーム毎の歌とかもあって面白い。

天国と地獄 
徒競走がいまだにこの歌なんですよね。
ちょっと驚いた。

ワンピース
低学年はワンピースの主題歌we are を使って○小海賊団という踊りを踊ってくれた。
去年は魂レボリューションだし、AKBだろうがなんだろうが”今”な歌でいんだろうが、
なんかちょっと違和感。ソーランも金八先生以降大人気らしいがいまい一つ?です。
でも自分らが何をやったかあまり覚えてないな。。。


万国旗
いつの間にか万国旗って使わなくなったのか?
世田谷区は現区長もふくめ伝統的に左が強いらしいのでその影響?


アメリカには運動会はない。のみならず学芸会、文化祭、修学旅行など一切ない。
あるのはプロムと呼ばれる卒業パーティくらいだ。こういった行事は楽しいしぜひとも残してほしいと思う。

ただ一方で、こういった活動を通して団体行動やチームワークを学ばせる意図があると思うのだが、そこにはいささか疑問をもっている。先生からトップダウンで学ばせるこれら進め方そのものは疑似軍事演習の名残な部分が強く感じる。

炎天下の中入場行進を何回も繰り返すなんて、教育上一体どんな意味があるというのだろう?

今までの日本の教育が優秀な一兵卒を作る事に終始していた事の名残なんでしょうね。
オリンピックの入場行進のアメリカのカジュアルさもすごいけど、結果としてそれでもメダルを取りまくってるじゃんみたいなね。

数年前から子供向けのエデュテイメントサイトをやっています。
その中でも大人気の運動会の歌です。
運動会ブルース


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