2012年10月13日土曜日

現代の貴族達...

世界の失業者、経済危機前比で3000万人増えるvia @afpbbcom
・全世界の失業者数が、経済危機が始まる前よりも約3000万人増

2億人を越える世界の失業者の約3分の1は25歳以下の若者

世界の労働人口は毎年4000万人ずつ増加

仕事があるにもかかわらず、約9億人が自分や家族を養うに足る収入が得られていない


と言いつつも....

世界人口の3分の1がネット利用、携帯普及で急増 via @afpbbcom
・世界人口の1/3にあたる23億人がインターネット利用者
・携帯電話でのネット利用契約数は約11億件
・携帯電話の契約件数は世界で6億件以上増え、約60億件


要するに子供が増えても仕事がなくて携帯でネットばっかやってる若者が増えるだけ。

少子高齢化は経済のパイと労働人口の観点から見れば問題だけど、だからといって増やしつづけていると食料もエネルギーも足りなくなってくる。そろそろ少子高齢を前提としたナメック星人的な生き方と社会システムを考える方が良いのではとも思う。

ミクロでみれば「働けよ、おめー」、
だけどマクロで見たら「食べて行けるなら働かなくていいんでね?」
みたいなね。

誤解を恐れずにいえば労働の美徳とはかつての過酷な自然条件の中で一定の成果を上げるための為政者の詭弁だった部分もあるのでは。働かざるもの食うべからず...
産業革命以降伸びすぎた人口は不労階級を生み出していると考えればいいんじゃない。

仕事を作るためにいらないモノやサービスを作る。
それを強引な手法で売る
それが必要なものだと錯覚するので買うためにさらに働いて...

このループはやっぱりどこかおかしくないですかね?

こういう事を書くとだからやっぱり農業でうんたらかんたら言う人がでてきますが、特権階級が出てきた太古の昔で既に農業人口以上に総人口は増えている。人口の数パーセントが農業やるだけで食料って足りちゃうんですよね。

かつて働かないで遊んで暮らせるのは貴族という特権階級だった訳で、それが大量に増えつづけている訳です。貴族が芸術を生み出したように腹の足しにもならんものを生み出す事が出来るのは豊かさの現れでもある。

働かなくてもとりあえず餓死はしていないという現代の貴族達を今後どうするかというのが課題ですよね。
結局年金も生活保護も働いてない人に配ってる訳ですから...

おれ働いてませんけどなにか? みたいな...

参考:日本の若年失業率
若者は全体平均の倍となっており、これは世界的な傾向でもあります。



内閣府の資料>第1部 子ども・若者の現状 から抜粋しています。

以前のエントリーです。
失業とFacebookとトイレ





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