2012年10月20日土曜日

森口さんと読売新聞

iPS細胞に関する森口さんの件に関して私的なまとめです。

ざっとまとめるとノーベル賞で話題になったiPS細胞に関する治療をやった事がありますという持ち込み話しを読売新聞が真に受けて真面目に特集を組んだ所、どうやらそれは事実ではなく経歴も詐称していた。読売新聞は謝罪して多メディアは一斉に森口さんバッシング、それこそ経歴から幼少時代の級友談話まで。でも読売新聞への糾弾はほとんどなしです。ネット上ではむしろそちらの方が問題になっています。この辺の空気がネットマスメディアと違う所ですね。
太字は引用、>以下は私です。


@trinitynyc: アメリカも同じですね。RT @hiromichimizuno: ノーベル賞ってイギリスでは一面のニュースじゃない。ましてや受賞者の個人の生活に関する報道など皆無だ。
>日本は掘り下げますよね。メダリスト、犯罪者も私生活から親の教育法までRT 

*RT @trinitynyc: 森口氏が「学生時代から好きなことは一生懸命やるけど、そうじゃなければマジメじゃなかった」みたいな「人柄」記事の叙述があり、氏の昔のそういう性格と今回の問題
>全部そういうレベルまで引き下げちゃいますよね。そしてそれが分かりやすい庶民の目線だと思っている

*RT @franc_papa_: 日本の報道は今や○性週刊誌というかワイドショー RT @TrinityNYC: 掘り下げ方が下世話っぽい。

*RT @trinitynyc: それが庶民目線と「(マスコミ側が)思い込んでる」と(私は)思い込んでいたけど、そういう下世話レベルでしか報道できないマスコミ側の問題かもな、と思った。>そうしないと売れないと(マスコミ側が)思い込んでいるとは思います

RT @trinitynyc: 学術研究までタブロイド的なアングルにしちゃうんだよね。NYポストというタブロイドがこっちにあるけど、まさにああいうノリなんですよね。RT @franc_papa_: 日本の報道は今や○性週刊誌というかワイドショー
>マードック病(いないのに)

RT @trinitynyc: @kawaharu それはマードックに失礼かとw

>爆笑!

マードックとは強引な手腕でのし上がってメディアコングロマリットを作った人です。
サンというゴシップ誌でイギリスでトップになった。その手法は米国でも使われています。

さらにこの問題は新聞社の取り組み姿勢に話しが延びて行きます。

*RT @trinitynyc: 今回の反省から、日本も広報を充実させてそうしたほうがいいね。RT @jseita:マスコミから電話が直にかかってきたら広報に報告する様に、というのは徹底的に教育されます。ブ広報のスタッフの充実ぶりも違いますが。
>広報に広報のプロがいない

*RT @sohbunshu: それができるんですよ。日本人に聞いて「中国筋」と書く。@toshikoise 先日、中国で会った読売新聞の記者さんは中国語ができなかった。こんなんでどうして取材できるのかな?と、そのときふっと疑問が頭をよぎったのをいま思い出した。

で、ここから個人的見解の垂れ流しです。

海外で日本のメディアがちゃんと取材してないって言われてますが、じゃ海外のメディアが議員やスタッフにちゃんと取材してるのだろうか。記者クラブも大手は入れるだろうからそこどまりじゃない。日本人記者だって海外のプレス発表くらいは参加してるでしょうに。それよりも、文献などの資料の当たり方に問題があるのではないだろうか。

つまりどのような記事を作りたいかという到着点への意識の問題。

少ないながらも日本の大学を出た後に米大学でジャーナリズムを取り直したような剛の者もチラホラ見かけますが、彼らは日本に戻っても主流には入れない。そもそもそう言う人はフリーが多い。

だからそもそも日本にジャーナリズムってあったけ?
みたいなことを各所で言われちゃうんですよね。

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